牡丹燈籠

ある日、萩原新三郎お露という名の美少女と出会う。お露はたちまち新三郎を好きになるが、数日日に死んでしまう。お露は新三郎のことが忘れられず、毎夜新三郎の元を訪ねる。新三郎は彼女が幽霊であることを知らない。次第に彼はやつれてきて、友人が「もしまた幽霊と会えば命はない」と助言する。新三郎は家の壁にお札を貼り、お露は中に入れない。しかし、新三郎の隣人である伴蔵おみね夫婦が幽霊に、「大金を払えば自分が札をはがしてやろう」と持ち掛ける。お露は金を払い、再び新三郎と逢うことが出来た。もちろん、その夜のうちに新三郎は死んでしまった。.
オリジナルは中国の怪談。1862-64年頃に 初代三遊亭円朝 が「怪談牡丹燈籠」という怪談噺に翻案し、日本でも有名になった。足のない幽霊が下駄の音とともに現れるのがとくに有名。

映画化作品で、今のところ決定版といえるのは、山本薩夫監督の「牡丹燈籠」(1968)。異色作としては、強引に小泉八雲の別の小説とミックスした「怪談 KWAIDAN III〜牡丹燈籠(TV)」、また、幽霊が下駄の音ならぬオートバイの爆音とともに現れる「1990牡丹燈籠」がある。


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