高英男

Kou Hideo
映画では、「吸血鬼ゴケミドロ」の吸血鬼や、「やくざ刑罰史・私刑」の殺し屋役などヘンな役が多いですが、実は日本を代表するシャンソン歌手であられます。でも……本職のシャンソンでもやっぱり変な曲が多いです(笑)。たとえば、みずから作曲された「俺と波止場と夜の風」という歌は、日本の演歌をフランスに紹介する目的で作られたらしいのですが、石原裕次郎色強いムード演歌を、わざわざフランス語に訳して(日本語歌詞と交互に)歌っておられます。しかも、歌の間に、「セラヴィ、セラヴィ、ワーハッハッハ!」という語り&高笑いまで入れて(笑)。さらに、「荒城の月」。あの滝連太郎の曲のカバーになるわけですが、イントロがまるで「嵐を呼ぶ男」! もちろん、こちらも歌詞は日本語+フランス語で、ケネディ暗殺の日に(わざわざ)フランスのシャイヨー宮劇場で熱唱されたとか。役者、歌手、ともにきわめてカルトな人ではないでしょうか。

(出演)
1968. 吸血鬼ゴケミドロ...寺岡博文
1969. 恐怖奇形人間...看護士

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