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『いつかA列車に乗って』完成披露試写会の模様
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いつかA列車に乗って
12月20日(土)より新宿トーアにてロードショー
ほか、全国順次公開
イントロダクション
 歴史の重みを感じさせるジャズBAR「A−TRAIN」。店を訪れる客それぞれの人生、御なと男の愛と人間模様を描きながら、心の対話を情感豊かに写しとった心温まる感動作が誕生した。
 内田吐夢監督の珠玉の名作『たそがれ酒場』(1955年)をリメイク。テレサ・テンから堀内孝雄まで手掛ける作詞家の大御所、荒木とよひさの初監督作品である。人と人とのつながりが希薄になった現代にこそ、人との関わりが呼びこむ感動や痛み、想い出の記憶、その温もりと人生を描きたいと、自ら企画しメガホンをとった作品だ。
 監督の思いに賛同し、津川雅彦を筆頭に小林桂樹、峰岸徹などの豪華キャストが集まり、それぞれの持ち味を最大限に生かした見ごたえある作品に仕上がった。また、クエンティン・タランティーノ監督『キル・ビル』に大抜擢されハリウッド・デビューを果たした栗山千明が英語を駆使して可憐な美少女を、真矢みきが華麗な歌姫を演じるのも魅力の一つ。さらに、荒木と長年タッグを組んできた日本歌謡会の重鎮・三木たかしが音楽監修、渡辺匡として演技も披露。サックス奏者加藤大治郎、佐々木エヘラ俊一、松林松太郎といった豪華ジャズメンも参加した迫力の演奏で、爽快感としっとりとした感動が観客を包み込む。
ストーリー
 ジャズBAR「A−TRAIN」。昭和の面影を残すその店に、今日も梅田茂一郎が現れた。店には、サックスとピアノのリハの音色が流れている。丸山健一とピアノに向かう江藤の気をそらさないように、そっとカウンターに歩み寄り“指定席”につく梅田は、開店前から座る常連客のひとりだ。
 ジャズ・クラブの演奏に魅了された客が、ひとり、またひとりと訪れる。志賀の恋人・洋子は、ある決意を持って店にやってくる。元検事の平松は、現役を引退し、人生の忘れ物を探すために大好きなジャズを聴き、酒を飲みにくる。ベティは、バーのママで新しいお店をオープンさせようと意欲を燃やしている。また、客だけでなく、店に勤めるユキは、恋人鱒見と駆け落ちしようか迷っているし、専属歌手のアンナは、幼い娘を抱えたシングルマザー。健一は、楽屋に住み込み作曲の勉強をしながら店で働くが、このまま夢を追いつづけていくべきか思い悩んでいる。
 ここ「A−TRAIN」は、そんなそれぞれの人生が結び付き、またほどけていくように人生模様を生み出す場所である。そしてまた今宵もここで、様々な人生のドラマが始まる……。
スタッフ
キャスト
監督・企画:荒木とよひさ
製作:鍋島壽夫
プロデューサー:貝原正行/柴田耕二/小林千恵
協力プロデューサー:塩谷慶一(エス・アイ・シー)
脚本:灘千造『たそがれ酒場』より
脚色:中島信昭
音楽監修:三木たかし
音楽:デニス アンド マミ
撮影:岡雅一
美術:丸山裕司
照明:清野俊博
録音:志満順一
編集:大畑英亮
スクリプター:松澤一美
スチール:永江和之
キャスティング:室岡信明
助監督:中西健二
製作担当:芳川透

企画協力:アマドミオ
製作協力:創映新社
協力:東映東京撮影所
特別協賛:第一興商

製作:「いつかA列車に乗って」製作委員会
配給:シネマ・クロッキオ
梅田茂一郎:津川雅彦

丸山健一:加藤大治郎

アンナ:真矢みき

野口ユキ:栗山千明
知恵:真由子

小倉:小倉一郎
波島:保積ぺぺ
岐部:春田純一
谷口:中村育二
ベティ:ベティ

志賀:愛川欽也
洋子:神野美伽

山口:石田太郎

江藤欽也:渡辺 匡

中小路一夫:峰岸 徹

平松:小林桂樹

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