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さよなら、クロ

7月夏休みロードショー

2003年/DTSステレオ/カラー/109分

イントロダクション
 ある日、野良犬がそのまま学校に住み着き、クロと名付けられ10年余りの生涯を学校で過ごした。校内を自由に闊歩し、守衛さんの夜警に付き添い、時には職員会議にまで参加し、職員名簿にも番犬として記載されたクロ。彼女の死が伝わると、何千人という人々が集い、学校層として校長が弔辞をよんだ。4800人の青春を共に生きた一匹の犬の死とその存在に勇気づけられ、励まされた生徒や職員たちとの交流を暖かく描いた感動作。
 昭和36年頃から実在したクロの物語を『バタアシ金魚』『トイレの花子さん』の松岡錠司が監督、実際にクロがいた松元深志高校を舞台に挑み、名曲『青春の影』の調べと共に郷愁を感じさせる風光明媚な景色、澄んだ空気感と愛くるしいクロの魅力をスクリーンいっぱいに描いた。主演は今最も注目を集める妻夫木聡(『ウォーターボーイズ』)。ヒロインに『スワロウテイル』『のど自慢』の伊藤歩。『学校IV』金井勇太、『GO』『青い春』の新井浩文のほか、注目の俳優が揃い、動物感動映画の枠を越え、青春エンタテイメントムービーとしても極上のものになった。
ストーリー
 秋津高校に迷い込んだ一匹の野良犬。文化祭の当日に起きた悲劇を救ったのはその犬だった! 3年生の亮介のクラスの出し物、仮装行列の西郷隆盛像の犬役にひっぱりだされたその犬は雪子によってクロと名付けられ、そのまま学校に住み着いてしまった。クロは用務員室で寝泊まりし、校内を自由に歩き、すっかり学校のみんなの心に溶け込むのだった。
 亮介とクラスメートの孝二は、無二の親友で雪子をめぐるライバルでもあった。ある日、受験を間近に控えた3人に友情関係が崩れてしまう事件が起きる。やりきれない思いの雪子を救ったのはクロだった。
 10年後、獣医になった亮介はクラスメートの結婚式で久々の帰郷を果たし、雪子に再会する。そして、久し振りに訪れた母校でクロの病気を発見する。それを知った在校生・賢治たちのとった行動は…。
スタッフ
キャスト
製作:李 凰宇/遠谷信幸/石川富康
プロデューサー:雨宮有三郎/神成文雄/鈴木一美
協力プロデューサー:石原仁美
原作:藤岡改造「職員会議に出た犬・クロ」(郷土出版社刊)
脚本:松岡錠司/平松恵美子/石川勝己
音楽:Unknown Soup & Spice
音楽プロデューサー:岩代太郎 (アルバム『CHANT 〜チャント〜』より(SMJI))
撮影:笠松則通
照明:石田健司
録音:柿澤 潔
美術:小川富美夫
装飾:小池直実
編集:普嶋信一
スクリプター:川野恵美
助監督:板庇竜彦
制作担当:高見明夫
ライン・プロデューサー:武石宏登
キャスティング・プロデューサー:増田悟司
アシスタント・プロデューサー:宮内貴子
ドッグ・トレーナー:山本 一
スチール:石川戸栂子
主題歌:『青春の影』作詞/作曲:財津和夫

監督:松岡錠司

制作協力:「クロ」の会
製作協力:株式会社仕事
企画協力:コチ・プラン・ピクチャーズ
協力:長野県、長野県教育委員会、松本市、松本市教育委員会、松本商工会議所
製作:シネカノン/電通/衛星劇場
制作・配給:シネカノン
木村亮介:妻夫木聡
五十嵐雪子:伊藤 歩
神戸孝二:新井浩文
斎藤 守:佐藤隆太
宮本伸二:近藤公園
横川町子:三輪明日美

森下賢治:金井勇太
矢部一樹:内野謙太
上原 宏:松田祥一
大山達雄:香川佑太朗
野村美幸:真柄佳奈子
百瀬しのぶ:中山智香子

大河内徳次郎:井川比佐志
三枝昭吾:田辺誠一
草間 敏:塩見三省
結城えり:余貴美子
谷川まさる:緋田康人
溝口校長:山谷初男
成瀬校長:綾田俊樹
牧野校長:渡辺美佐子

花園修造:柄本 明
花園直子:根岸季衣
森下照代:りりィ
森下京子:高松いく
木村光枝:山村美智
保健所員・主任:でんでん
保健所員:平井賢治
孝二の父:小沢 象
孝二の母:角替和枝
竜馬役:三浦哲郎
斎藤美紀子:秋定里穂
矢部の後輩:竹沢正希・橋本知之
女の子:飯田れな
クロ:山本クロ・丹羽クッキー・川口はな・山本シュン

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