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すてごろ
6月14日(土)より新宿東映パラス3にてロードショー
イントロダクション
 「巨人の星」「タイガーマスク」「あしたのジョー」…彼の生み出した作品は少年漫画という枠を遥かに越え、ひとつの時代を作った。その男の作品が、人々の魂に火を点し、時代の活力を生み出して行った。男の名は梶原一騎。敗戦、復興、そして昭和元禄とも呼ばれた繁栄へ。激動の時代を生き、駆け抜けていった男。その周囲には、その熱さに引き寄せられたかのように、それぞれの場所で昭和という時代を担っていた男たちが集った。
 今、その男たちの物語が伝説となって甦る――。
 梶原を見つめ続けた弟・真樹日佐夫を演じるのは哀川翔。日本映画界で最もパワフルな男が、弟として昭和の男と激突する。兄・梶原一騎に扮するのは奥田瑛二。近年、監督作も発表した奥田が、そのカリスマ性を活かして、巨人を見事に演じている。
 この二人を囲んで、赤井英和、内田裕也、夏樹陽子、中山忍、ジョニー大倉、そして松方弘樹とこれ以上ない豪華な顔ぶれが集った。真樹日佐夫自身が、梶原、真樹の恩人である極真会館館長・大山倍達に扮しているのも見逃せない。
 監督は、「富江replay」「おぎゃあ。」など幅広いジャンルを手掛ける光石冨士朗。脚本は、真樹日佐夫自身の手によるものだ。誰も知らなかった兄弟の絆が今、明らかになる。
 平成不況の真っ只中、明日の夢さえ見られない時代に、再び梶原一騎のメッセージが甦る。
ストーリー
 昭和初期。喧嘩に明け暮れる日々を送る、高森朝樹=梶原一騎、とその弟たち、真土=真樹日佐夫、日佐志。編集者であった父の影響か、梶原は徐々に物書きの道を志し、漫画原作者として「巨人の星」で「少年マガジン」の発行部数を当時としては奇跡的な100万部にまで押し上げ、いつしか時代を牽引する役目を果し始めていた。極真会館・大山倍達のもとで空手を学び始める真樹もまた漫画原作者、ルポライターの道を歩み出す。兄の光の陰で葛藤する真樹は、ついに寝る時間も惜しんで書き上げた作品「兇器」でオール讀物新人賞を受賞する。
 兄弟揃って手に入れた成功。だが二人にはまだ試練が待ち受けていた…。
スタッフ
キャスト
監督:光石冨士朗
監修・脚本・原作:真樹日佐夫

配給:ジーピー・ミュージアム/リベ ロ
哀川翔
真樹日佐夫
赤井英和
中山忍
夏樹陽子
神保悟志
藤原善明
中村愛美
浅草キッド
久ヶ沢徹
ジョニー大倉
國村準
中山一也(友情出演)
寺田農(ナレーション)
力也
内田裕也(友情出演)
松方弘樹(特別出演)

奥田瑛二

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