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キスとキズ

10月30日(土)よりテアトル池袋にてロードショー
11月13日(土)〜19日(金)限定 ディレクターズ・カット版特別上映

初日舞台あいさつ予定・出演:堀江慶監督、高野八誠、HAKUEI ほか(変更の場合あり)

2004年/カラー/ビスタサイズ/35mm/91分
イントロダクション
 都会に憧れる青年は多い。金銭欲に地位とプライドが先走る世の中。でも、満足感は得られない。派手な生活に憧れ沈んでいく人。自分の存在感を疑問に思う人。乾ききった人たちが増えた都会に、もう一度「感情や人を思いやる気持ち」を取り戻し、「生きる意味は何か」を問い掛けるのがこの作品のテーマである。
 主人公の小説家を目指すフリーター・香坂俊を演じるのは、テレビ番組「ウルトラマンガイア」で人気を博し、数多くの映画作品に出演する高野八誠。ヒロイン・夏希は『アナザヘブン』でデビュー、『コンセント』で印象深い演技を見せた市川実和子。翁華栄、寺島進らの個性派が脇を固め、「仮面ライダー龍騎」の須賀貴匡、「百獣戦隊ガオレンジャー」の金子昇というヒーロー番組出身の俳優たちも出演している。また、ロックバンドPENICILLINのボーカル・HAKUEIが音楽・主題歌に加え、俳優としても参加、独自の存在感を見せている。
 監督は堀江慶。2002年の『グローウィン グローウィン』で鮮烈なデビューを飾り、『ストロベリーフィールド』『渋谷怪談』、さらにテレビドラマの演出も手掛ける期待の新鋭監督であると同時に、「百獣戦隊ガオレンジャー」や映画『呪怨2』などで活躍する俳優でもある。“最初にこの企画を頂いた時、なんとも言えない、まるで「人間交差点」に出てくるような純粋な男と女の強い真摯さを見た。そういえばこんなストレートな人間を最近描いていないな…と。何よりも香坂という現代の「若者」というくくりではなかなかいないタイプの田舎の青年に強くひかれたのだ。夏希もまたしかりである。まずはこの特異なキャラクターふたりをどうやって魅力的に見せていくか…? それがこの作品における私の最大の課題であり、最大の楽しみでもあった”と監督は語る。
ストーリー
 とある港の近くに住む小説家を夢見る青年、香坂俊(高野八誠)。昼は被り物で宣伝用ビラを配り、夜はコンビニでバイト生活をおくるフリーターであった。香坂の元彼女・さとみ(福澄美緒)は、数年前に東京に憧れ、反対する香坂を振り切り上京した。それ以来、香坂は転々と職を変え、酒浸りとなっていく。コンビニのバイト仲間である桜井(水橋研二)の送別会の帰り、酔っ払った香坂は足をふらつかせ帰宅途中、二人組の男に襲われている女性・夏希(市川実和子)を助ける。その場は名前をお互いに名乗るだけで別れるふたり。しかし夏希を忘れられない香坂は、出会った場所で再会を期待するが、夏希と再会することはなかった。
 東京でヤクザ稼業の傍ら風俗店も営んでいる香坂の叔父・泰三(寺島進)は田舎に戻り、一風変わった飲み屋を経営しだした。泰三に誘われ、店で働き始める香坂。そして香坂は意外な場所で夏希と再会する。
 夏希と再会し、人生の転機を感じ出した香坂。しかし、香坂は日々その身体に不調を感じるようになっていた。バイトで知り合った友人の中国人・ロンファー(翁華栄)の「お金儲けがあるよ」という言葉に興味を持ち、ロンファーの元を訪ねる香坂と夏希。そして彼らは運命の渦の中に巻き込まれていく…。
スタッフ
キャスト
監督:堀江慶
原案・脚本:立石俊二

企画・製作:吉田精二
企画協力:古沢敏文
プロデューサー:吉田精二/狩野善則
ラインプロデューサー:旭正嗣
助監督:芦田完
撮影:百束尚浩
照明:野村泰寛
録音:武市英生
美術:山下修治
音楽:HAKUEI/重盛美晴
オリジナル主題歌「明日の風と愛の星」:HAKUEI
音響効果:丹雄二

製作:フューズ
製作協力:フューズビジュアル
協力:Breath
配給協力・宣伝:オムロ
香坂俊:高野八誠
夏希:市川実和子

ロンファー:翁華栄
ファン:須賀貴匡

泰三:寺島進

山崎:津田寛治
桜井:水橋研二
さとみ:福澄美緒
ヤスオ:松田賢二
リンダ:嘉門洋子
遼子:森下千里
警備員:金子昇(友情出演)

医師:吉澤健

ボス:HAKUEI

香坂春夫:平泉成

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