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渋谷シネ・ラ・セット
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ラブコレクション
ねじりん棒
11月27日(土)より渋谷シネ・ラ・セットにてロードショー
2004年/日本/75分/DV
イントロダクション
 下町の理容店にふっと入った新米タクシードライバー。おしゃべり好きな店主に促され、ついつい語ってしまうとっておきの自慢話。だが、その結末を話し終えたとき、とんでもない事態に巻き込まれていく――。
 理容店の軒先に置かれているねじりん棒のごとく、ぐるぐると絡み合う人間模様は、落語話を元にストーリーをつくりあげただけあって、ブラックユーモア満載でラストのオチまで飽きさせない内容となっている。
 この大人の笑える艶話を演出したのが、92年に『湾岸バッド・ボーイ・ブルー』で日本映画プロフェッショナル対象の新人監督賞を受賞している『黄昏流星群〜星のレストラン』の富岡忠文。監督のアイディアを『ぼくらの七日間戦争』(88)の前田順之介が脚本化し、撮影を『REFLECTION 呪縛の絆』(02)の村石直人、照明を『弾丸ランナー』(96)の鳥越正夫、美術を『陰陽師』の黒須康雄が手がけ、音楽を『着信アリ』『ゼブラーマン』(04)の遠藤浩二が担当している。
 主演は、話の中心となる女性を『恋極道』(98)『紅色の夢』(02)の夏生ゆうなが演じ、振り回されるタクシードライバーに『オールナイトロング イニシャルO』(03)の斉藤歩。さらに、理髪店店主を熟練個性派俳優の石橋蓮司が怪演し、個性派バイプレイヤーとして活躍するベンガル、『ドラッグストア・ガール』(04)の角替和枝、『69 sixty nine』(04)の嶋田久作と、まさにこの作品の内容に打ってつけの俳優陣が揃った。
ストーリー
 ある昼下がり、下町の理容室にタクシー運転手になって間もない井村(斉藤歩)がカットに来ている。店員は店主の田上(石橋蓮司)と由美子(角替和枝)のふたりきりだ。井村は世間話から、最近運転中に遭遇した珍体験を話し始める。
 数日前、井村は真夜中に恋人に殴られたという若い女性客・美咲(夏生ゆうな)を乗せた。しかし、気付くと財布をコートごと恋人の家に忘れてきていて料金が払えない。美咲は自宅に戻って料金を払おうとするが、鍵もコートの中だった。2階のベランダが開いているからと、強引にはしごを登らされなんとか鍵を開ける井村。ところがあるはずの現金も旅行中の美咲の夫が持っていっていた。美咲は「あたしとタクシー代と、どっちが欲しい?」と井村を誘惑する。美咲をソファに押し倒す井村。
 井村の話を聞いていた田上と由美子は、美味しい思いをしたものだ、という。しかしまだ続きがあるのだと井村はにやりと笑って話を続ける。ただのタクシー運転手の自慢話で終わっていくかに見えた井村の体験談は、思わぬ形で完結するのだった…。
スタッフ
キャスト
製作:白井一郎/小野正/村上比呂夫
企画:成田尚哉
プロデューサー:東康彦/遠藤環

監督:富岡忠文

脚本:前田順之介
音楽:遠藤浩二
撮影:村石直人
照明:鳥越正夫
美術:黒須康雄
録音:吉田憲義
編集:高橋信之
助監督:久万真路
製作担当:白石治

企画制作:アルチンボルド
製作:ラブコレクション製作委員会(ヒューマックスコミュニケーションズ/ジャム・ティービー/カルチュア・パブリッシャーズ)
配給:ラブコレクション製作委員会
美咲:夏生ゆうな
井村直人:斉藤歩
藤沢:ベンガル
由美子:角替和枝
理容室の客:嶋田久作
田上勝利:石橋蓮司

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