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幻覚

6月11日よりテアトル池袋にて“戦慄”のレイトショー!

2005年/日本/97分/ビスタサイズ
イントロダクション
 薬物中毒になった兄貴分の女の「毒消し」(=薬物依存症を解消させるために一定期間軟禁すること)を命じられたタツヤ。彼は数人の仲間を引き連れ、深い森に佇む一軒の山小屋に6日間身を潜めることになった。はじめは休暇気分のタツヤだったが、“狂犬”と呼ばれる案内人の不可思議な行動をきっかけに仲間達の精神が徐々に錯乱、彼自身も度重なる幻視にさいなまされていく。しかしそれは恐るべき結末へ向かう序章に過ぎなかった…。
 『リング』『呪怨』など邦画界にとどまらず今やハリウッドをも席巻するJホラー。そんな中、ここにまたひとつ観る者を恐怖のどん底に突き落とす驚愕の作品が誕生した。姿を消した埋められたはずの死体、首を吊って軒下にぶら下がる名もなき女、鮮血にまみれた過去の記憶。誰が正気で誰が狂気なのか、なにが幻想でなにが現実なのか。全てが闇に包まれた二転三転していくスピード感溢れるストーリーと身の毛もよだつ戦慄の映像。くるものを飲み込んでいく閉ざされた森を舞台に、いまだかつて誰も体験したことのない衝撃が広がる。
 主人公・タツヤ役に『新・影の軍団』『ムラマサ MURAMASA』などで日本映画界トップクラスの運動能力を見せる山口祥行。自分だけは正気であろうと必死にもがきながら狂気の世界へと足を踏み入れていくチンピラを見事に演じきる。「毒消し」を施される退廃的な美しさに満ちた女・キミコに『ACRI』『Tokyo Noir』の吉野きみか。見えないものが見えてしまう難役に挑み、新境地を開拓。ほかにも『発狂する唇』『最後の晩餐』の“絶叫女優”三輪ひとみや、名バイプレイヤーとして多くの作品に顔を出す森羅万象といった個性派が顔を揃え、恐怖を一層増幅させる。またタツヤに「毒消し」を命ずる兄貴分のセジマに竹内力が扮し圧倒的な存在感を発揮する。監督は『新・影の軍団』や『岸和田少年愚連隊カオルちゃん最強伝説』シリーズなど男気溢れる作風に定評がある宮坂武志。単なるホラーに終わらず、アクション、サスペンス、心理ドラマといった様々な要素を取り入れて新たなジャンルを生み出しているその手腕はほかに類を見ない。
スタッフ
キャスト
製作総指揮:竹内力
プロデューサー:本島章雄/石田聖子
脚本:小谷暢亮/友松直之
監督:宮坂武志
制作:GANGSTAR
製作・配給:RIKI PROJECT
山口祥行
吉野きみか
三輪ひとみ
舘昌美
加藤知宏
矢縄沙弓
森羅万象
竹内力

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