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HAZARD

2006年11月11日(土)より、シアターN渋谷にてロードショー

2002年/日本/カラー/アメリカンビスタ/DTSステレオ/103分
イントロダクション
 1991年。日本で退屈な学生生活を送っていた若者シンは、ぬるい日常を捨て、危険な街ニューヨークへ飛び立った。日本を離れて、出会った仲間、ヤバい仕事。そこで知り合った若者たちはやがて暴走し始めた…。
 主演は人気実力ともいま最も注目を集める俳優オダギリジョー。脇を固めるのは『気球クラブ、その後』にて主演をつとめる若手俳優の深水元基、個性派俳優としてCMや映画で活躍を続けるジェイ・ウエスト、演技力と存在感が高く評価される実力派俳優の池内博之。
 全編ニューヨークにて撮影され、ブルックリンやハーレム地区ではゲリラロケを敢行した。手持ちカメラの使用、1シーン1カットの多様により、緊張感とスピード感のあるドキュメンタリータッチの映像を実現している。  センセーショナルな話題をさらった『自殺サークル』、そしてモントリオールファンタジア映画祭で作品賞と女優賞をダブル受賞した『奇妙なサーカス』、さらに今年度のカルロヴィヴァリ国際映画祭では日本人初のコンペティション部門をふくむダブル受賞に輝き、各国の映画祭で賞賛された『紀子の食卓』と、話題作を次々と手掛ける鬼才・園子温監督の衝撃の問題作。
 日本で満たされなかった男が、ニューヨークで危険を追い求めてさまよい、もがく姿を描いた、切なく熱い映画がここに誕生! HAZARDを乗り越えて、彼らは成長する。
ストーリー
 1991年、日本。「退屈だけの日曜日、どこへ行こうか」。シン(オダギリジョー)は平凡な学生生活を送っていた。恋人との冷めた関係、退屈なクラスメート、希薄なリアル。なにもない日常から一刻も早く抜け出したかった。
 そんなある日、大学の図書館で彼は「地球の危険な歩き方」という1冊の本に出会う。そこでニューヨークの犯罪都市「HAZARD」について書かれたページを目にする。眠たい日本を飛び出す覚悟を決めたシンは、その本を手に握り締め、走り出す。
 NYに渡ったシンは、自ら危険を求めてさまよい歩く。生きていくことすら難しくなったある日、万引きをしようとした店で、彼は仲間たちと出会う。リー(ジェイ・ウエスト)とタケダ(深水元基)はNYでも名の知れたギャングスターだった。彼らとの日々は、刺激的で危険に満ちていた。シンは見えないコインを取り出し、彼らと誓い合う。「俺たちはこの1セントを1億ドルと交換するんだ」
 憧れていた狂気と隣り合わせの世界。だが、現実はそう簡単に彼を受け入れてはくれないのだった。
 HAZARDをさまよい、もがき、やがて走り出す。世界を手に入れることを夢見て。そしてシンが行き着いた先は…。
スタッフ
キャスト
原作・脚本・監督:園子温

エグゼクティブ・プロデューサー:鈴木直実/諸橋裕
プロデューサー:鈴木剛
撮影:柳田裕男(J.S.C)
録音:中山隆匡
美術:丸山裕司
装飾:嵩村裕司
編集:掛須秀一
音楽:原田智英/倉一宏
助監督:天野修敬
脚本協力:熊切和嘉
スチール:黒田光一
オープニング曲・挿入曲:オダギリジョー

製作委員会:エレン株式会社/MOTHER ARK株式会社/フィルム・トラスト株式会社
配給・宣伝:アンプラグド
オダギリジョー

ジェイ・ウエスト

深水元基

椋名凛
萩原明子

村上諭
石丸謙二郎

池内博之

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