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I am 日本人

2006年8月5日(土)より、新宿オスカー ほか全国順次ロードショー!

2006年/日本/カラー/35mm/ビスタサイズ/111分
イントロダクション
 1970年代は高度経済成長の末期、時代を支えてきた男たちになり代わり、ウーマンパワーが台頭し始めてきた時代。そんな中、世の中に喝を入れるべく登場したのが「おれは男だ!」。主演の森田健作はこの人気ドラマによって“青春の巨匠”のイメージを不動のものとした。
 それから35年――国際化社会にありながら、アイデンティティを見失いつつある日本人に喝を入れるべく、森田健作が再び立ち上がった。『I am 日本人』は、森田が文部政務次官時代に企画し、数年をかけて4億円の製作費を集めて製作に踏み切った念願の作品である。
 そして、彼の遺伝子を受け継ぐヒーロー、いやヒロインとして主演をつとめるのはモデルとして雑誌「teen girl」「JJ」など)、テレビ(「めざましテレビ」)で活躍する森本クリスティーナ。シアトル出身で大学進学を機に来日した彼女は、まさに映画の主人公エミー・ワタナベにピッタリ。見事なプロポーションと初めての映画出演とは思えない演技で日本映画界に新風を吹き込む。エミーの伯父・宮本健一は森田自身が演じ、若きヒロインをサポートする。そして健一の妹に小野真弓、エミーの大学の同級生に渡辺大や尾野真千子らフレッシュな顔ぶれが揃い、健一の暮らす商店街の仲間たちには斉藤暁、岩本恭生、布施博らベテランが脇を固めている。さらに藤岡弘、がカウボーイで剣道の達人であるエミーの父親を骨太に演じ、森田の熱い思いに共感した酒井法子、浅香光代、神山繁が特別出演、森田の兄弟分である京本政樹が大学教授役で友情出演している。
 監督は今村昌平、黒木和雄、北野武などの助監督をつとめ、本作が『白い犬とワルツを』『深紅』に続く監督第3作目となる月野木隆。森田健作自身と西山龍三による脚本を元に、定評ある手堅い演出で森本クリスティーナのみずみずしい演技を引き出しつつ、彼女を取り巻く人々のドラマを精緻に描き、明るく楽しい往年の日本娯楽映画を復活させている。物語を彩る城之内ミサの清冽なスコアは観る人の胸に爽やかな余韻を残す。
 「おれは男だ!」から「私は日本人だ!」=『I am 日本人』へ――。森田健作が製作、企画、原案、脚本、出演の5役を務めた渾身の作品は、日本人のアイデンティティを問う新しい青春映画である。
ストーリー
 カリフォルニアに住む日系3世のエミー・ワタナベ(森本クリスティーナ)は、祖父の影響を受け、日本の歴史や文化、伝統に興味と憧れを持ち、それが嵩じて日本への留学を決意する。
 期待に胸を躍らせて日本の地を踏んだエミーを迎えたのは、遠い親戚にあたる宮本健一(森田健作)とその妹のさおり(小野真弓)、そして町内の仲間たち。この日からエミーは八百屋を営む健一の家で暮らすことになる。
 しかし、理想と現実との違いはすぐに訪れる。入学した大学の学生たちも、町内の人々も、見かけや生活はもちろん、精神的にもエミーが想像していた日本人ではなかった。日本を愛する故に空回りし、周りと衝突するエミー。しかし、誰よりも日本人らしい気持ちを持つエミーの情熱に、周りの人々は徐々に良き日本人としての意識を再認識させられていく。
スタッフ
キャスト
製作総指揮・企画・原案:森田健作

製作:木下直哉
プロデューサー:細野耕/高橋紀成/伊藤巧
キャスティングプロデューサー:伊東雅子
脚本:西山龍三/森田健作
音楽:城之内ミサ

撮影:栢野直樹(J.S.C.)
照明:渡辺嘉
録音:吉田憲義
美術:稲垣尚夫
装飾:田畑照政
VE:鏡原圭吾(J.S.C.)
編集:川島章正
スクリプター:岩倉みほ子
助監督:城本俊治

主題歌「約束」作詞・作曲・編曲:城之内ミサ 唄:森田健作

監督:月野木隆

製作:I am 日本人製作委員会(株式会社エム・シー・コーポレーション/有限会社インディーズエンタテインメント/株式会社森田事務所)
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
宣伝:ギャガ・コミュニケーションズ/アステア
支援:文化庁
森本クリスティーナ(新人)

小野真弓
渡辺大

尾野真千子
辻本祐樹
尾関伸嗣
あじゃ
島本麻衣子
ジェイソン チャウ

斉藤暁
深水三章
久保田篤
岩本恭生

三條美紀
京本政樹(友情出演)
酒井法子(特別出演)
浅香光代(特別出演)
神山繁(特別出演)
藤岡弘、(特別出演)

森田健作

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