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ミラクルバナナ

2006年9月16日(土)よりシネマート六本木 ほか、全国順次ロードショー

2005年/カラー/ビスタサイズ/DTSステレオ/1時間45分
イントロダクション
 『守ってあげたい!』、『白い船』など、独自の視点で人間ドラマを描き続ける錦織良成。映画『ミラクルバナナ』は、錦織監督が書店でバナナの紙で作られた絵本を見つけたことから始まった。
 この物語の軸となるバナナの木から紙を作るプロジェクトは、1999年に名古屋大学大学院の森島紘史教授がリーダーをつとめ、ハイチ共和国から始まり、カリブ諸国やアフリカに広がった実在のプロジェクトをモチーフにしている。このプロジェクトに興味を感じた錦織監督は日本とハイチで取材を積み重ね、そこで得た人物像や出来事をモチーフに『ミラクルバナナ』のオリジナルストーリーを書き上げた。
 物語の主人公となる大使館派遣員・幸子を演じるのは『オー・ド・ヴィ』の小山田サユリ。自然体で今どきの20代女性をたくみに演じている。幸子に協力する大学院生・中田にはNHK大河ドラマ「新撰組!」で土方歳三を魅力的に演じた山本耕史。TBS系人気番組「さんまのスーパーからくりTV」でおなじみのアドゴニーが現地職員のフィリップ役で日本での映画デビューを果たしている。そして和紙職人・山村に緒形拳。紙漉きのシーンでは自身で和紙を漉いてみせ、昔気質の職人を見事に演じている。そのほか、宮崎美子や小日向文世など豪華な実力派キャストが集っている。
 音楽はシンガーソングライターとして数々の名曲を生み出している角松敏生。『白い船』に続く錦織監督とのコラボレーションで、映画の世界観を巧みに広げ、感動をより強く盛り上げる。
 錦織監督が3年もの月日をかけて挑んだ本作では、最高のキャストとスタッフが集結。大きな感動と元気いっぱいの映画が誕生した。
ストーリー
 大使館の派遣員としてハイチ共和国に赴任した三島幸子(小山田サユリ)。小学校の調査の帰りに車が故障したことがきっかけで、幸子はジャック(Stenley Dalcide)という少年と出会う。カリブの最貧国といわれるハイチ共和国では学校に行けない子供も多く、学校に通っているジャックはまだいいほうだ。しかし学校に行けたとしてもノートを買い与えてもらえない。現地職員のフィリップ(アドゴニー)に案内されて、幸子は徐々にハイチの現状を知っていく。
 ある日、幸子は日本から送られてきたビデオを見て、バナナの木から紙が作れることを知る。ハイチでは主食として栽培されているバナナだが、この貧しい国でも収穫を終えたバナナの木は捨てられている。それを原料に紙が作れれば何かが変わるかも。そう直感した幸子は日本から紙のエキスパートを呼ぼうとする。不在の教授に代わってやって来た大学院生の中田(山本耕史)と力を合わせ、バナナの紙を作るプロジェクトを立ち上げた幸子だったが、ハイチの国内情勢の悪化からプロジェクトは中断。中田は帰国してしまう。それでも幸子はなんとかプロジェクトを再開させようと試行錯誤する。帰国した中田は研究室の森山教授(小日向文世)に相談し、森山は中田に和紙職人の山村(緒形拳)の元に行くよう指示するのだった。幸子の想いは果たして叶うのか…。
 戦後の闇市のようなマーケットの活気、埃まみれの街角、ボロボロの自動車、生きるということに貪欲なハイチの人々。そして子供たちの明るい笑顔の中で、幸子はだんだん強くなっていく。
スタッフ
キャスト
脚本・監督:錦織良成

音楽:角松敏生

製作総指揮:大富國正
プロデューサー:鈴木大介/日向武夫
キャスティング:佐藤唯史
プロデュース補:牛越涼子
撮影:柳田裕男
照明:吉角荘介
録音:岡本立洋
美術:太田喜久男
編集:掛須秀一
スクリプター:飯塚美穂
助監督:吉田尅隻/佐野智樹

主題歌:「Smile」角松敏生/千秋
オリジナルサウンドトラック:「MIRACLE BANANA」

製作:ミラクルバナナ製作委員会
制作:エキスプレス
三島幸子:小山田サユリ
中田亨輔:山本耕史
フィリップ:アドゴニー(Adogony BOUDOUIN EULOGUE)
ジャック:Stenley Dalcide

松井康弘:津田寛治
鈴木信夫:近藤公園
三島善男:浜上竜也
三島桂子:日置結貴(新人)

森山紘一:小日向文世

外務省面接官:山口美也子
外務省面接官:甲本雅裕
優子:赤坂七恵(友情出演)
サラリーマン:尾美としのり(友情出演)

山村静江:草村礼子
三島清志:佐戸井けん太
三島美枝子:かとうかずこ
大澤富雄:長谷川初範

大澤江利子:宮崎美子

山村喬士:緒形拳

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