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おじさん天国

2006年12月上旬ポレポレ東中野にてレイトショー

※本作品は成人映画『絶倫絶女』を改題したものです。

2006年/カラー/35mm/ビスタサイズ/64分 【R-18】
イントロダクション
 『たまもの』(04)、『かえるのうた』(05)のいまおかしんじ監督が、『ヒモのひろし』(05/監督:田尻裕司)で第2回ピンク映画シナリオ大賞グランプリに輝いた新鋭・守屋文雄を脚本にむかえて新境地を見せる。どうにもならない現実のやるせなさと、日常にふっと介在する一瞬のファンタジーを描いて熱狂的な支持を得てきたいまおか監督だが、若い脚本家とのコラボレーションによって、これまでの私小説的な世界から一歩外へと踏み出すような広がりを獲得した。生きている者が故人をよみがえらせる筋書きは、竪琴の名手オルフェウスが蛇の毒で命を落とした妻エウリディケを取り戻しに黄泉の国へ向かうギリシャ神話の悲劇を思い出させるが、現代の日本を舞台とした本作には生も死もひと回りしたポジティブな諦観ともいうべき優しいラストが用意されている。
 ハルオ役には『たまもの』はじめいまおか作品の常連ともいえる吉岡睦雄。その同僚で恋人のリカを、いまやピンク映画界を代表する女優となった藍山みなみが演じる。職場の先輩役に『かえるのうた』での好演が記憶に新しい平沢里菜子、そして“おじさん”たかしには、渡辺護、高橋伴明、瀬々敬久の作品をはじめ、100本以上のピンク映画やビデオ作品で活躍する下元史朗が扮し、飄々としたとぼけた味わいを醸し出しながらも得体の知れない不安を滲ませる。そのほか、伊藤猛や佐々木ユメカなど、ピンク映画を代表する顔ぶれがあっと驚く役柄で登場するのが楽しい。撮影はデビュー作以来いまおか作品のほとんどや、『ヴァイブレータ』『NANA』などを手掛ける名キャメラマン・鈴木一博。また、いまおか作品に古くから音楽を提供しているミュージシャン・ビトによる劇伴およびエンディング・テーマがあたたかな余韻を残す。
 どこか懐かしい港町を背景に繰り広げられる物語は、酸いも甘いも噛み分けた大人のための御伽噺とも言える。人々は枯れているようで枯れきっていない色気を見せる。日常の先にふと迷い込む幻想の世界は天国か、それとも地獄か。そこへ連れて行ってくれるのは親でも恋人でもなく「おじさん」である。ジャック・タチの伯父さん=ユロ氏にも対抗し得る、ストレンジャーとしてのおじさんキャラがここに誕生した。
ストーリー
 久米水産で働くハルオ(吉岡睦雄)はダイオウイカを釣ることを夢見ている。彼には同僚のリカ(藍山みなみ)という恋人がいるが、リカはやはり同僚の岩田(松原正隆)とも付き合っており、トラブルが耐えない。そんなハルオの元におじさんの高山たかし(下元史朗)がやって来る。おじさんはドリンクを飲んで寝ないようにしている。寝ると怖い夢を見るからだ。女とやっている夢。その女は目を開いたまま死んでいる。ずっと起きたままのおじさんは、草野球を始め、ピザ屋でバイトも始める。バイトの先輩(平沢里菜子)とやりまくり、女の背中に自分の名前を書く。そんなおじさんはコンビニで夢の女(佐々木ユメカ)に出会う。吸い込まれて、気がつくと神社でチンコをしごいていた。そして蛇にチンコを噛まれ、おじさんは死ぬ。死んだら地獄行き。地獄でもおじさんはオンナたちにチンコを吸われ、大変な目に遭う。おじさんの助けを呼ぶ声を聞いたハルオとリカは、エンマ大王(伊藤猛)にお願いしておじさんを助け出そうとするが…。
スタッフ
キャスト
監督:いまおかしんじ
脚本:守屋文雄

企画:朝倉大介
プロデューサー:衣川仲人/森田一人/臼井一郎
音楽:ビト
撮影:鈴木一博
編集:酒井正次
スチール:佐々木シホ

製作・提供:国映株式会社/新東宝株式会社/Vパラダイス
配給:SPOTTED PRODUCTIONS
配給協力:インターフィルム/Vパラダイス
宣伝協力:バイオタイド/アルゴ・ピクチャーズ
下元史朗
藍山みなみ
吉岡睦雄

松原正隆
平沢里菜子
佐々木ユメカ
伊藤猛

小川はるみ
飯島大介
山口真理
沢田あきら
佐藤宏

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