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ベロニカは死ぬことにした

2006年2月4日(土)より 恵比寿ガーデンシネマにてロードショー
全国順次公開

2005/DTSステレオ/107分/ビスタ
イントロダクション
 世界120カ国以上で翻訳され、各国でベストセラー入りを果たした人気作家パウロ・コエーリョ。彼の代表作「ベロニカは死ぬことにした」は日本でも20万部を突破、ある若い女性の絶望と再生の物語は読者を虜にしています。7年連続し、自殺者が3万人を超えている国、日本。このたび設定を日本に置き換え、映画化しました。
 ヒロイン・トワには『パッチギ!』『THE JUON/呪怨』で鮮烈な印象を残した若手女優・真木よう子。傷ついた彼女を癒すクロード役に本作が映画初出演となる韓国若手俳優イ・ワンという、とびきり新鮮な顔合わせが実現しました。さらに市村正親、風吹ジュン、中嶋朋子、荻野目慶子、淡路恵子らが脇を固めます。『阿修羅のごとく』『失楽園』などの女性の心情を描くことにかけては定評のある筒井ともみが脚本とプロデュースを手がけ、監督は『渋谷怪談』『グローウィン グローウィン』の新鋭・堀江慶が担当します。さらに衣装デザインは伊藤佐智子(『春の雪』)、音楽はアンドレア・モリコーネ(『ニュー・シネマ・パラダイス』)、新星アーティストnangiが主題歌を担当。旧来の日本映画という枠をふわりと飛び越え、ユニークな作品に仕上がりました。どうぞルールを忘れて、お楽しみください。
ストーリー
「なんでもあるけど、なんにもない」
 退屈な人生にうんざりして自ら命を絶とうとした主人公・トワ(真木よう子)が目覚めたところはちょっと変わったサナトリウム。院長(市村正親)が宣告する。君はあと7日間の命だと。
院内では風変わりな人々が隔絶された独特の世界で毎日をすごしている。理想と現実の狭間で自分を追い詰めてしまった元・弁護士ショウコ(風吹ジュン)、愛しすぎてバランスを失った主婦・サチ(中嶋朋子)、完治後も狂気の世界に安住し続けようとする往年の大女優・紅子(淡路恵子)。院長とともに彼らを見守る婦長(荻野目慶子)の姿もどこか普通じゃない。周囲がトワを心安らかに逝かせようと接触を避けるなか、絵描きになる夢を忘れられず、言葉を失ってしまったクロード(イ・ワン)だけは、トワに共感するなにかを感じているのだった。
 最初は戸惑い、混乱するトワだったが、おいしいものを食べること、楽しむこと、好きな格好をすること、美しい音楽を奏でる喜び、満ち足りたセックス、人生を彩る愛しいものすべてが彼女を変えてゆき、やがて正直な生への欲求が芽生えてくる。
 初めて自分を認め、愛することのできたトワに訪れる出会いと別れ。
 身近に迫った死をきっかけに、退屈だったはずの人生が、いま輝きはじめる。
スタッフ
キャスト
原作:パウロ・コエーリョ「ベロニカは死ぬことにした」(角川文庫刊)

プロデュース&脚本:筒井ともみ

音楽:アンドレア・モリコーネ

監督:堀江慶

プロデューサー:片岡公生/岡田和則
アソシエイトプロデューサー:小林勝絵/印田友紀
撮影:柳田裕男(J.S.C)
照明:市川徳充
美術:林千奈
衣裳デザイン:伊藤佐智子
録音:安藤邦男
サウンドエフェクト:柴崎憲治
編集:森下博昭
VFXアドバイザー:道木伸隆
ヘアメイク:細川昌子
助監督:佐伯竜一
製作担当:田島英憲
主題歌:「こんな風に笑う。」nangi(EPICレコードジャパン)
サウンドトラック:EPICレコードジャパン
協力:ホテルグリーンプラザ軽井沢
製作賛助:角川出版映像事業振興基金信託
製作プロダクション:東京映像工房
製作:フィルム・コミッティ・ベロニカ(イマギネ/角川映画/東京映像工房)
真木よう子
イ・ワン

風吹ジュン
中嶋朋子
荻野目慶子
田中哲司
片桐はいり

多岐川裕美
淡路恵子
市村正親

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