寅さんワールド

4、『男はつらいよ』全作品紹介


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◆  第3作 『男はつらいよ・フーテンの寅』(1970/1/15 : 90min)  ◆
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 監   督 :森崎東
 脚   本 :山田洋次、小林俊一、宮崎晃
 撮   影 :高羽哲夫
 音   楽 :山本直純

 観客動員数 :52万6000人

 旅 の 場 所 :三重県湯の山温泉、鹿児島県種子島、宮崎県霧島神宮

 併映作品  :『ひばり森進一の花と涙と炎』

 出   演 :車寅次郎/渥美清    諏訪さくら/倍賞千恵子
        車竜造/森川信     車つね/三崎千恵子
        諏訪博/前田吟     たこ社長/太宰久雄
        源ちゃん/佐藤蛾次郎 
        御前様/笠智衆     
        信夫/河原崎建三    染奴/香山美子
        中村駒子/春川ますみ  お澄/野村昭子
        坂口清太郎/花沢徳衛
        道子/坂井久美(ひまわり)
        信州の旅館の女中/悠木千帆
        千代/佐々木梨里    吉井/高野真二
        徳爺/左卜全
        為吉/晴乃ピーチク   茂造/晴乃パーチク
        アナウンサー/山内光男(中部日本放送)
 マ ド ン ナ:お志津/新珠三千代

 評   価 :☆☆☆☆☆

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【物  語】
 木曽節流れる信州のとある旅館。風邪をこじらせ寝込んでいる寅次郎は、孤
児家無しの女中と話しているうちに故郷柴又を思い出す。

 さて、柴又に帰ってきた寅次郎に、たこ社長が見合い話しを持ってきた。お
いちゃんや博の勧めもあったが、実は、この話しに結構乗り気の寅次郎であっ
た。翌日、有頂天だが緊張する寅次郎は、縁談の相手にいざ会ってびっくり仰
天。仙台で馴染みの焼き鳥屋にいた駒子(=春川ますみ)であったのだ。すっか
り、緊張のほぐれた寅次郎であったが、その昔、駒子には仙台のラーメン屋で
働く男がいたことを思い出す。問い正すと、駒子は亭主と喧嘩したことから、
やけになって見合いに出てきたと、泣きながらに訴えたのだった。結局、寅次
郎の機転で駒子と亭主・為吉(=晴乃ピーチク)を復縁さることになった。
 お節介な寅次郎、挙げ句の果てには飲めや唄えやのドンチャン騒ぎ。復縁す
ることには成功したが、その経費全部を家族に払わせようとする寅次郎と「と
らや」面々は口論となり、殴り合いの喧嘩にまで発展する。翌日、反省する寅
次郎は柴又を離れるのであった。

 それから一ヶ月。おいちゃん、おばちゃんは、珍しく二人で湯の山温泉に旅
行に出かけた。二人の宿泊する所は「もみじ荘」というオンボロ旅館である。
しかし、その旅館で偶然にも番頭をしていた寅次郎に出会うのであった。寅次
郎は、旅の途中に立ち寄った「もみじ荘」で、女将・志津(=新珠三千代)に一
目惚れ、ここ一ヶ月も番頭をして仕事を手伝っていたのであった。おいちゃん
とおばちゃんは「俺知らねえよ」と逃げるように柴又へ帰ってしまった。
 見送りに来ていた寅次郎は、乱暴な運転をしていたバイクに驚いて転んでし
まうハプニング。寅次郎は気を取り直してラーメン屋に入ると、馴染みの芸者
・染奴(=香山美子)と先程のバイクに乗っていた青年・信夫(=河原崎建三)が口
論をしていた。止めに入るが、気の立っている信夫は寅次郎と喧嘩に発展して
しまう。寅次郎の粋な口上も信夫の出した刃物で威勢がなくなってしまった。
そこへ、止めに入って来たのは志津であった。信夫は志津の弟であったのだ。
それを知らない寅次郎は、お志津が危ないと思い助けようとして、誤って川へ
落ちてしまう。
 このインテリの弟・信夫と染子(染奴)は、実は、幼馴染みでお互い恋心を抱
いていた。それを知った寅次郎は、二人を仲を取り持って、染子の父親を説得
、そして僧兵祭りで賑わう夜に二人を駆け落ちさせてしまうのであった。

 ある日、寅次郎は志津の娘と一日遊んでいたたのが原因か寝込んでしまう。
その病気、「志津」と寝言で言ってしまうほどの熱具合。さて、その頃、志津
は吉井(=高野真二)という大学教授と結婚を誓っていたのだ。志津は「もみじ
荘」をたたんでしまうことを従業員に告げ、そして、出かけてしまった。その
時、寅次郎は夢の中であったために事情を知らない。「もみじ荘」の従業員達
は、寅次郎へ志津の婚約を知らせる。その日、失恋してしまった寅次郎は、書
き置きを残し旅館を後にするのであった。

 正月元旦大晦日、「とらや」の居間。TVを付けると、そこには九州の霧島
神宮で商売する寅次郎の姿があった。寅次郎は、アナウンサーの問いに、妻と
子供が三人いると嘘をつく。「なに、馬鹿なこと言ってんだ」と涙するおいち
ゃん達。
 正月も明けたある日、桜島へ向かう船上に威勢の良い寅次郎の姿があった。


【できごと】
・寅次郎は、たこ社長の紹介で見合いをする。
・おいちゃん、おばちゃんは、夫婦水入らずで旅行。湯の山温泉「もみじ荘」
 梅の間に宿泊。
・寅次郎、湯の山温泉「もみじ荘」で番頭をする。
・寅次郎、「もみじ荘・雪の間」で宴会芸を披露。
・寅次郎、旅先と湯の山温泉で風邪をひく。
・寅次郎の介添えで、駒子と為吉、染子と信夫を結婚させる。
・寅次郎、TVにたまたま出演しインタビューを受ける。
・寅次郎と博が殴り合いの喧嘩。原因は寅次郎のお節介。
・寅次郎と信夫の喧嘩。ここでは珍しい寅次郎の口上が聞ける。
・満男が熱を出して寝込む。
・源ちゃん、「とらや」で配達の手伝い。
・たこ社長、「とらや」で200円のダンゴを10箱買う。


【笑  い】
 『こたつの恋』
 染子に恋心を抱くインテリ青年・信夫。それならば俺の出番とばかりに、信
夫に恋愛指南をする寅次郎。寅次郎は信夫に、こたつに入りながら講釈する。
 「いいか良く聞けよ。若い男がだ、たった一人の女のことでもって、もたも
たしているなんてのは衛生上良くねえよ。だから頭に血が登って、ヒューズが
飛んじまって、ぶっつり人を殺したくなるんだ。こういう例外は、ベテランに
任せておけよ。悪いようにはさせないからな。相手はシャーゲよ。芸者は芸者
らしく座敷で口説いたらいいんだ。良く見てな、俺がこれからどんないい女で
もイチコロで口説く方法を教えてやるからな。」
 「俺が口説くって言うのは口で口説くんじゃないよ。じゃあ何で口説くかと
言うと「お手手」で口説くのよ。お手手をこたつの中に入れるわけだ、お互い
の手と手がツツと当たるわけだ。その内相手も、気の付かないフリをしてすっ
と手を引っ込めようとする、それをしっかりその手を握るんだ。決して目を見
ちゃいけねえよ。」
 と話しをし終わると、染子と志津が部屋に入って来た。四人はこたつに、そ
れぞれ差し向かいに座る。話しのきりの良い所で、寅次郎は信夫と染子の手を
取って、こたつの中に入れさせる。ここまでは良かった。その後、何故かつら
れてこたつに手を入れる寅次郎と志津。話しの途中で寅次郎は「まいちゃうな
、いや本当にまいったな」と照れながら体をくねらせる。ほとんどこの部分で
落ちが判ってしまうのだが、それでも面白い。結局、志津と染子が席を立って
も寅次郎と信夫は気付かない。そう、男同士二人で手を握り合っていたのであ
る。


【関  連】
 『こける』
 「あばよ!」と格好良く旅に出る寅次郎。見送るさくらと博。寅次郎は二人
を後に、さっそうとコートを肩へ掛ける・・が、江戸川土手につまずいてこけて
しまう。「こけちゃった」と苦笑いの寅次郎。
 寅次郎がお得意とする、この「こける」ギャグは、シリーズの随所に見るこ
とができる。それは、格好付ける時や喜怒哀楽を表現する後に現れることが多
いようである。シリーズ中でも第3作は、頭をぶつけるなどの細かいものも含
めると、特に「こける」シーンが多く、それこそ枚挙に暇がない。
 『続・男はつらいよ(第2作)』では、寅次郎の心の状態を表現するという
、とても重要なシーンで使用されることになる。実の母親とショッキングな対
面をしてしまった寅次郎は、落ち込み、そして自殺まで考えたというではない
か。傷付いた心の癒えない寅次郎は、恩師の家で泣いてしまう。恩師の一人娘
でもある幼馴染のマドンナ・夏子の手前もあり、元気に振る舞おうとするが、
襖に寄り掛かった途端、襖が動いて後ろにこける。直後、動揺して次々に連続
してこけてしまうのである。笑ってごまかすが、恩師・散歩の「おかしくない
!」との一言でまた泣き出してしまう。


【名  言】
 桜島へ向かう船の上、船旅の余興か乗り合わした客達に啖呵を教える。
「鹿児島は三月頭かな、桜の花もぼちぼち咲こうかって頃よ。それから、熊本
、小倉、尾道。ずっと下がって四月は関東、五月は東北、六月は北海道。俺達
の旅は桜の花と一緒よ。花見の旅よ。まあ、俺達のような粋な売人になるには
タカが巧くなくっちゃ駄目だ。
 四角四面は豆腐屋の娘、色が白いが水臭い。四谷赤坂麹町、ちゃらちゃら流
れるお茶の水、粋な姉ちゃん立ちションベン。
 たいしたもんだよ蛙のションベン、見上げたもんだよ屋根屋のフンドシ。結
構毛だらけ猫灰だらけ、お前のケツはクソだらけ。」


【情  報】
・風邪をこじらせていた寅次郎が寝泊まりしていた旅先の旅館で、寅次郎は家
 族(おいちゃん、満男、さくら、寅次郎)の写真を女中に見せる。いつも持
 ち歩いているのかもしれない。
・寅次郎、「とらや」の店先から「とらや」へ電話をかける。
・「とらや」面々は滅多にタクシーを使わないそうだ。
・おいちゃん、おばちゃん、タクシーに乗る。
・おばちゃんは、生まれてから今までハイヤーに乗ったことがない。
・おいちゃん、おばちゃんが夫婦水入らずで旅行するシーンはこの作品だけ。
・寅次郎は、第1作に登場する「電子の力の健康バンド」を「もみじ荘」に売
 りに来ていた。
・寅次郎は、「ノイローゼ」のことを「イロノーゼ」と間違う。
・たこ社長曰く、寅次郎は「体の良い失業者」である。
・御前様は、身寄りのない可哀想な老人をあずかっているらしい。
・「とらや」で小鳥を二羽飼う。
・第3作は、寅次郎の女性観を聞くことが出来る。
「男はいったん敷居をまたいで表に出りゃ七人の敵がいるって言うぐれえのも
 んだからな、汗水たらして苦労して稼いで帰ってくるんだからさ、女房とし
 ちゃ、やっぱりスーッと化粧して三つ指の一つも付いて、お帰りなさいませ、
 お疲れ様でしたでしょう、ぐれぇの言葉はちょっと言ってもれえたいよね。
 おばちゃんみてえにザンバラ髪でよ、あら帰ってたのかい、風呂沸かしてお
 くれよ、なんてのは駄目だよ。亭主が帰ってくる、風呂が先か酒が先か、ス
 ッと面見て判るようじゃなきゃ駄目だよ。あ、それからもう一つ、おばちゃ
 ん酒ね、こりゃ難しいよ。酒は人肌、熱くもなく温くもなしってね。ウーン、
 こりゃね、燗の漬けすぎでさ、こうやって注ぐだろう、ここんとこまで持っ
 てくる、目へツーンとアンモニア見てえになっちゃうくれえ燗するようじゃ、
 こりゃ女房としちゃ落第なんだよ。亭主が最後の一滴を盃に受けてチョット
 やる。これをちゃぶ台に置くか置かねえかにスッと入れ違いに人肌のやつが
 もう一本出てくる。ここら辺の呼吸を上手く飲み込んでもらわないと気分良
 く酔えねえよな。へへ、唄の一つも口を出る時にはさ、昼間の疲れでトローッ
 と眠くなるんだい。ああ、横になりてえなと思う時にゃさ、スーッと枕が出
 てくるんだよ、うん。」
・信夫と寅次郎が出会ったラーメン屋「つるや食堂」。
・信夫に対する寅次郎のインテリ観「インテリというのは自分で考えすぎます
 からね、そのうち俺は何を考えていただろうって、分かんなくなってくるん
 です。つまり、このテレビの裏っ方でいいますと、配線がガチャガチャにこ
 み入っているわけなんですよね、ええ、その点私なんかが線が一本だけです
 から、まァ、いってみりゃ空っポといいましょうか、叩けばコーンと澄んだ
 音がしますよ、なぐってみましょうか」というのが1992年の東京大学理科前
 期の国語第2問目に採用されて話題を呼んだ。
・最後の船上シーンではトレンチコートに白いマフラー、ダブルのスーツと言
 うこの作品でしか観ることの出来ない寅次郎の出で立ちが新鮮である。


【出  演】

       志津の旦那(死亡)
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         +-----道子(五歳の長女)(=坂井久美(ひまわり)・・3作)
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     +----お志津(湯の山温泉旅館「もみじ荘」女将)(=新珠三千代・・3作)
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  故人--+   吉井(大学教授、志津の再婚相手、愛車ベンツ)(=高野真二・・3作)
     |
     +----信夫(志津の実弟、大学中退、分裂気味)(=河原崎建三・・3作)
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     +----染奴(本名:坂口染子、芸者、信夫の恋人)(=香山美子・・3作)
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 坂口清太郎(染奴の実父)(=花沢徳衛・・3作)

『お志津(=新珠三千代・・3作)』
 湯の山温泉の旅館「もみじ荘」の女将。死んでしまった旦那との間に、五歳
になる幼い一人娘の道子(=坂井久美・・3作)がいる。
 未亡人であり小さな娘と実弟・信夫(=河原崎建三・・3作)を大学に行かせな
がら一人で旅館を切盛りしていた。
 大学教授の吉井(=高野真二・・3作)と作品中で再婚し、再婚を契機に「もみ
じ荘」の女将を辞めて旅館をたたんでしまう。
 寅次郎が腹を壊した時に便所を貸し、また、宿賃もないのに泊めてやるなど
親切な女性である。その後、番頭をしている寅次郎が自分に恋心を抱いている
ことを知りながら、気付かないふりをしつづけ、遂には、結婚するまで寅次郎
を避けていた。
 幼い頃、寅次郎に似た幼馴染みがおり、良くわんぱく坊主からいじめられて
いたのを助けてもらったらしい。寅次郎を見るたびに幼馴染みのことを思い出
す。

『染奴(=香山美子・・3作)』
 湯の山温泉の芸者。本名は坂口染子。
 「もみじ荘」の志津の弟・信夫に想いを寄せるが、父親の借金のために身請
け話しを受けようと決心するとても父親想いの娘。結局は寅次郎の勧めで信夫
と駆け落ちをして東京へ行く。

『信夫(=河原崎建三・・3作)』
 「もみじ荘」の女将・志津の弟。インテリであるが少しノイローゼぎみであ
り、ナイフを持ち歩く危険な人間で、おまけにバイクの運転も荒い危ない人。
 大学は中退。芸者で幼馴染みの染子に惚れており、寅次郎の尽力から染子と
二人で東京へ駆け落ちする。

『駒子(=春川ますみ・・3作)』
 寅次郎の馴染みの店・仙台の狸小路の焼鳥屋のお駒さん。
 旦那は札幌ラーメンの店員であった。旦那と二人で仙台から駆け落ちし、四
畳半のアパートに住む。旦那が勤め先のラーメン屋の娘とデキてしまい逃げら
れ、その後、柴又の「川千屋」で女中をする。たこ社長の勧めで寅次郎と見合
いを決心するが、これは、妊娠中に亭主に逃げられたことで、やけになって見
合いを快諾したらしい。結局、寅次郎の尽力で旦那と復縁し、おまけにハイヤ
ーと新婚旅行まで手配してもらった。正月に旦那共々「とらや」に挨拶に訪れ、
年越しそばを食べる。

『お澄(=野村昭子・・3作)』
 「もみじ荘」の仲居さん。女将の志津とは長い付き合いらしい。寅次郎に志
津の結婚をそれとなく伝え、寅次郎の失恋の面倒沙汰を未然に防いだ。

『千代(=佐々木梨里・・3作)』
 「もみじ荘」のちゃきちゃきした仲居さん。年齢は21歳。

『徳爺(=左卜全・・3作)』
 「もみじ荘」の貧相な番頭。送迎バスから下車する客を迎えるのが仕事。
 熱にうなされる寅次郎を看るが、マドンナと勘違いされて手を握られ、おま
けにその手を頬に擦り付けられるというハプニングにも動じない強いお方。

『吉井(=高野真二・・3作)』
 志津の婚約者。大学教授。黒いベンツに乗るお金持ちらしい。

『坂口清太郎(=花沢徳衛・・3作)』
 勢州朝日家・十二代目新居六兵衛・実子分旧代熊吉・舎弟。
 染奴の父親。元ヤクザ者であり、焼酎好きの飲んだくれ。アルコール中毒か
らか言語障害が酷く、実の娘すら言葉が解らなかったのだが、寅次郎だけは意
味を理解した。

『為吉(=晴乃ピーチク・・3作)』
 駒子の旦那。兄に茂造(=晴乃パーチク・・3作)。
 仙台の札幌ラーメンの店で調理師をしていたが、そこで知り合った娘と不倫
する。寅次郎の世話によって、喧嘩別れをしていた駒子と復縁した。1969
年の大晦日に「とらや」に再び訪れ年を越した。

           ◆ひろぽん(^-^)/VYA01323◆
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