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ドラッグストア・ガール ２００４年２月７日（土）全国ロードショー ２００３年／日本／１０５分／ヴィスタ／ドルビーデジタル 　『ドラッグストア・ガール』は、外見はカワイイけど中身は超体育会系の女の子と、そんな彼女の存在で元気になる、冴えないけれどなんだか憎めないオヤジたちとの不思議な交流を描いた、笑いと涙と元気を誘うサプリメント・コメディ。そんな彼女たちの姿を個性的なキャラ設定で描くのは、映画『ＧＯ』『ピンポン』やＴＶドラマ「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」のヒットメーカー・宮藤官九郎。彼のオリジナル脚本を、小林聡美主演の『てなもんや商事』で藤本賞を受賞し、国民的人気コメディ映画『釣りバカ日誌』シリーズを３本手掛けた期待の新鋭監督・本木克英が、見るとＨＡＰＰＹになれる、爽やかなエンタテインメント作に仕上げました。 　ヒロイン・恵子を演じるのは、『はつ恋』で第24回日本アカデミー賞優秀主演女優賞、『東京マリーゴールド』で第16回高崎映画祭最優秀主演女優賞を受賞し、ＣＭでも大活躍、人気と実力を兼ね備えた女優、田中麗奈。映画デビュー作『がんばっていきまっしょい』以降、等身大の女の子の心理をリリカルに演じ、高い評価を受けてきた彼女が、今回はコメディに初挑戦。ポップでキュートな魅力が全開！ 　また、柄本明、三宅裕司、伊武雅刀、余貴美子、三田佳子、杉浦直樹ら、日本を代表する実力派俳優たちが、あっと驚く濃いキャラクターで登場するほか、山咲トオル、篠井英介、荒川良々らＣＭ、バラエティー、舞台等で活躍する個性派俳優たちも、強烈なインパクトでスクリーンに炸裂します。 　物語の重要なカギとなるラクロスは、北米インディアンの格闘技を起源とし、現在ではカナダの国技であり、男女で全くルールが違うユニークなスポーツ。日本でも大学生を中心に全国にクラブチームがあります。スピード感にあふれるチーム・スポーツで、ポロシャツにチェックのミニスカートという可愛いユニフォームも女子大生に人気です。広いフィールドをクロスを使ってボールをゴールまで運ぶという、あまり馴染みのないスポーツに初挑戦したキャストたちの熱演にも要注目！！　社交ダンス、ピンポン、シンクロナイズド・スイミングに続く、次のブームを作るのは、ラクロスかも！？ 　大学の授業が休講になったので帰宅すると、同棲中のカレシが見知らぬ女とお風呂に入っていた。もちろん、裸で。 　ショックのあまり、彼をぶんなぐり電車に飛び乗った大林恵子。辿り着いた終着駅は聞いたことも無い郊外の街・摩狭尾（まさお）。 　人っこひとりいない、さびれた商店街「バンブーロード商店街」の先には、真新しい巨大なドラッグストア「ハッスルドラッグ」が建っていた。 　癒し系のおかまの薬剤師・小松兄弟の前で思い切り泣いたら、何故かスッキリ。そしてなりゆきで、このドラッグストアでバイトをすることに。 　おまけに、小松兄にメイクをしてもらい、瓶底メガネをはずしたら、ちょっとキレイになったみたい！？　絶対カレシを見返してやると決心する恵子。 　一方、ただでさえ風前の灯火の「バンブーロード商店街」の面々は、様々な商品を扱う大手ドラッグストアの出現に戦々恐々としていた。薬局の鍋島、パン屋の沼田、酒屋の山田は「ハッスルドラッグ」オープンの日、一心寺の僧侶・済念、街の有名人で、インディアン・スタイルが異様なホームレス、ジェロニモらを誘い、商売敵を襲撃しようと勢い込んで出掛けていく。 　ところが、やもめの沼田がキレイになった恵子に優しく接客されて、思わず一目惚れ。舞いあがったオヤジたちは、当初の目的も忘れ、恵子目当てに、用もないのに頻繁に「ハッスルドラッグ」を訪れるようになる始末…。 　恵子が鍋島の息子・信次の通う薬科大学の後輩で、ラクロス部に所属していることを知った鍋島たち。中年オヤジたちにとってラクロスは、初めて見る、今までその存在さえ知らなかったスポーツ。 「鍋持ってボール追っかけてればいいんだろ！」「大林サンに近づくチャンス！」恵子と親しくなりたい一心で、礒釣り用の網と野球のボールを使い、早朝の小学校の校庭で、見ようみまねで練習をはじめるオヤジたち。しかし、競技の進め方も、ルールも知らないから上達するわけがない。鍋島たちの怪しいサークル活動のウワサを聞きつけた恵子は、見るに見かねて、自らコーチを買って出る。思わぬ展開にオヤジたちは大喜び。外見とは違い、思いっきり体育会系の恵子の厳しい指導に息も絶え絶えになりつつも、一心寺の裏庭の竹を利用して手作りのクロスを作り、猛練習をはじめる。 　やがて、その奮闘ぶりは街中に知られるようになり、「地元の特産物・竹を使ったスポーツによる街興し」として、恵子率いる中年オヤジチーム「摩狭尾バンブーボーイズ」は、ＴＶ番組でも紹介されるほど有名に！　さびれていた商店街は一気に活気に満ちるのだが…。 監督：本木克幸 製作：小林栄太朗／気賀純夫 企画：遠谷信幸／真塩　嗣／加藤正明 プロデューサー：高橋康夫 脚本：宮藤官九郎 撮影：花田三史 美術：太田喜久男 音楽：周防義和 照明：松岡泰彦 録音：岸田和美 編集：川瀬 功 助監督：伊藤匡史 製作主任：嘉藤 博 製作担当：相場貴和 オープニングテーマ「DRUGSTORE GIRL」唄・中嶋朋子（Fleming Pie） エンディングテーマ「ラジオスターの悲劇」バグルス（ユニバーサル・ミュージック） 協力：日本ラクロス協会 配給：松竹株式会社 大林恵子：田中麗奈 鍋島浩次：柄本 明 沼田：三宅裕司 山田：伊武雅刀 済念：六平直政 ジェロニモ：徳井 優 向井秀子：余 貴美子 鍋島信治：荒川良々 鍋島富江：藤田弓子 山田の妻：根岸季衣 今福将雄 永澤俊矢 薬剤師・小松兄：篠井英介 薬剤師・小松弟：山咲トオル 竹之内：杉浦直樹（特別出演） 社長：三田佳子（特別出演）

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