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フイチンさん
3月20日(土)より下北沢・短編映画館トリウッドにて春休みロードショー

平日15:10〜4回上映
土・日・祝日12:55〜6回上映
(毎火曜休映・4月17日〜29日は平日15:10からの1回、土・日・祝日は12:55からの3回上映)

初日1回目・2回目上映時に出演声優による舞台あいさつあり
イントロダクション
 今も現役の漫画家として活躍中の上田トシコが昭和32年から37年まで『少女クラブ』に連載した漫画「フイチンさん」がアニメ制作会社“あにまる屋”の手によりアニメとなりました。
 漫画「フイチンさん」が描かれたのは、終戦後12年、トランジスタラジオが発売された頃。その翌年には東京タワーもできました。高度成長期とはいえまだまだ社会は貧しい時代。フイチンさんは、その時代の子供達に少しでも明るく生きてもらいたいという願いを込めて描いた「励まし漫画」だと、上田トシコは言います。
 上田トシコの漫画にある、洗練されたスタイル、すっきりとした線、確固たるデッサン力は「フイチンさん」の中で、いかんなく発揮され、月刊誌時代の少女漫画を代表する作品として漫画史に刻まれています。
当時の少女漫画の流れから外れた、ハイセンスなキャラクターやファッションは40年以上たった今でも、けっして古臭くなく、むしろ新しささえ感じるくらい。その明るさと優しさと心意気は、時を経た今の時代にも「励まし漫画」として見る者を元気付けます。
 戦前のハルビンを舞台とするこの漫画をアニメ化するにあたって、戦争や、植民地問題や、貧富の問題などについてどう扱うか、悩んだ時もありました。しかしそれは、原作者上田トシコがそうしたように、あえてふれることなく、フイチンさんとそのまわりの子供たちの、生き生きとした日常に焦点を合わせて、描きました。
 「ひまわりのようなフイチンさん」 大人も、子供も、元気になります。
ストーリー
フイチンさんはお金持ちのリュウタイ家の門番、ワンの一人娘。おてんばで、元気な、太陽のように明るい女の子。長いおさげを風に揺らして、いつもまわりを笑顔にかえる。そんな素敵なフイチンさん。
お屋敷のご主人、ジャングイ様にひょんなことから気に入られ、一人息子のリイチュウ坊ちゃまの遊び相手に大抜てき。ツーンとそっぽを向いたリイチュウ坊ちゃまと、どんなふうに、仲良くなっていくのやら…。
スタッフ
キャスト
監督:湖山禎崇
企画:本多敏行
プロデューサー:豊永ひとみ
美術監督:門野真理子
色彩設定:今泉ひろみ
撮影監督:森下成一/鎌田克明
編集:瀬山編集室
音楽:中村宗一郎/高野富士雄
録音演出:本山哲
調整:熊倉亨
効果:鷲尾健太郎
録音スタジオ:OPレクイエムスタジオ
音響制作:オムニバスプロモーション
制作:山下祐介
現像:イマジカ
協力:火鳥動画制作有限公司・加藤悦子
フイチン:柳沢三千代
リイチュウ:笹本優子
チンナイ:氷上恭子

緒方賢一
鈴木れい子
塩谷翼
西村知道
山岸功
寺田はるひ
山崎バニラ
加藤奈々絵
葉月絵里乃
青山桐子
大野エリ
家中宏
小林和矢
小田久史
間島淳司
松来未祐
大黒優美子

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