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『OPEN HOUSE』舞台あいさつ
写真
左より川岡大次郎さん、椎名英姫さん、行定勲監督

 行定勲監督の“幻のデビュー作”『OPEN HOUSE』が12月13日よりシネ・リーブル池袋でレイトショー公開されています。この作品は1997年に完成し、映画祭などで上映されたものの、諸般の事情から一般公開されていなかった作品。完成から6年ぶりとなる公開にあたり、12月16日に行定監督と主演の椎名英姫さん、川岡大次郎さんによる舞台あいさつがおこなわれました。
 壇上に上がった行定監督は「今日は新人の行定です」とあいさつ。「今観ると、荒削りな原石っぽい感じがするんですよ。全然輝いてないんだけど、良く観るとなんか透明感があって良かったりする。ぼくらはずっと未完成なまま先に進めない部分があったと思うんだけど、観客の方が観てくれたことで映画が完成するので、観た方がひとりひとりそれぞれの映画を作っていただければ幸いです」とデビュー作について語りました。


「6年ぶりの公開で、やっとという感じですごく嬉しいです」と川岡大次郎さん
「6年経った今でも、一度も色あせることなくリアルでありつづけた映画だと思います」と椎名英姫さん
「最近、映画を連発して作っているんですけど、最初の映画を1番あとに観るというのもなかなかない機会なんで、楽しんで観てもらえればと思います」と行定勲監督

 『OPEN HOUSE』はシネ・リーブル池袋でレイトショー上映中。
 半券で渋谷シネアミューズで上映中の行定勲監督『Seventh Anniversary』の当日料金が割引になるサービスが実施されます。


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