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『くりいむレモン』作品情報
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『くりいむレモン』完成披露試写会舞台あいさつ
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左から山下敦弘監督、水橋研二さん、村石千春さん、勝俣幸子さん、山本浩司さん

 『リアリズムの宿』『ばかのハコ船』などで注目されている新鋭・山下敦弘監督が水橋研二さん、村石千春さんを主演に迎えて手掛けた新作『くりいむレモン』が完成し、7月27日に完成披露試写会がおこなわれました。
 この作品は1980年代にリリースされヒットを記録した同名のアダルトアニメを元に、ヒロシと亜美という血の繋がらない兄妹の恋愛を描いた作品。上映終了後には山下監督、ヒロシ役の水橋さん、亜美役の村石さん、亜美の友人・由美役の勝俣幸子さん、“関根文具の男”役の山本浩司さんによる舞台あいさつがおこなわれました。
 山下監督は「今までの自分の作った映画はくすくす笑いの起こるような映画だったんで、ついつい(脚本を)書いていくと笑いにしちゃう癖がついているんですけど、今回は今までよりも重いテーマだったんで、そこを気にしていました」とコメント。主演の水橋さんについて「『青い車』という現場の飲み会で一緒に飲んだときに、演技しているときと普段のくだけたときのギャップがすごくいいなと思って、1回しか会ったことないのに勝手に当て書き(=水橋さんが演じることを想定して脚本を書くこと)しちゃいました(笑)」とコメントしていました。
 水橋さんは指名で主役を演じることについて「ありがたいです」とコメント。作品について「アニメも観たんですけどあんまり大声ではいえないような素敵なアニメだったんで(笑)、どうなるのかなと思ったけど、監督と喋っていたら不安なところが全くなくなって、やっていて楽しくなっていきました。今日(完成した作品を)観たらすごく良かったんで嬉しかったです」と話していました。
 本作が映画初主演となる村石さんは「最初に台本を見てすごいビックリして“頑張ります”みたいな気持ちがありましたけど、不安もすごくいっぱいありました。(水橋さんが)とても素敵なお兄さんで良かったです」とコメントしていました。


「悲しく見えたり、滑稽に見えたり、いろいろ観方が変わる。そういう作品を作れたのは良かったと思う」と山下敦弘監督
「コンビニ帰りの(ヒロシと亜美の)後姿のシーンが、なんか仲良さそうだし、可愛らしいし、良いシーンだと思いました」と水橋研二さん
「最後に亜美ちゃんが泣いちゃうシーンは、役に入って、亜美ちゃんとシンクロできた部分です」と村石千春さん
「女の子らしいところを表に出さないサバサバした役なんだなと思って、そういう役作りをしました」と勝俣幸子さん
山下監督作品にはおなじみの山本浩司さん。「ラストカットがすごく綺麗なカットで、一番好きです」とコメント

 『くりいむレモン』は9月下旬よりテアトル新宿でレイトショー。全国順次公開予定です。


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