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『最後の晩餐』ワールドプレミア完成披露試写会
写真
左より、福谷修監督、大石圭さん、原史奈さん、前田綾花さん

 人気作家・大石圭さんの小説「湘南人肉医」を原作に、カニバリズム(人肉食)というショッキングなテーマを描いた映画『最後の晩餐』の完成披露試写会が2月10日、東京・スペース汐留FSでおこなわれました。
 日本だけでなく、香港などでの上映も決定しており、ワールドプレミア上映となったこの日の試写会。上映前には福谷修監督、大石さん、出演者の原史奈さん、前田綾花さんによる舞台あいさつがおこなわれました。
 『呪怨』シリーズや『オールドボーイ』などの映画の小説版も手がけている大石さんですが、オリジナル原作の映像化はこの作品が初めて。「ぼくが机の前で妄想していたことがこうして映像化されて、きれいな方々に演じていただいて、ほんとにありがたいです」と映画化された作品への感想を話していました。
 福谷監督は「今、Jホラーがブームなんですけど、その大半が心霊ホラーなので、それ以外の怖さを出したいなと思いました。人間の根幹的な欲望の中に、この映画で描いているようなものがあるんじゃないかと気付かされるような作品にしたかったので、その恐怖を堪能していただければありがたいなと思います」と作品について話しました。


看護婦・ルミを演じた前田綾花さん。“最後の晩餐には何が食べたい?”という質問に「わらび餅が食べたい」と答えていました
リポーター・沙希役の原史奈さん。“最後の晩餐”には「大好きなお酒とおつまみがあればいいかな」と笑顔を見せていました
“最後の晩餐”には「色々考えましたけど、ぼくもお酒とおつまみがあれば(笑)」と答えていた原作者の大石圭さん
福谷修監督は「やっぱり死ぬ前に一度は人肉を食べたいな」と答えて場内に笑いを誘っていました

 『最後の晩餐』は2月12日(土)より渋谷UPLINK Xで上映され、順次各地でも上映されます。


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