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『ガッツ伝説 愛しのピット・ブル』撮影快調!
写真
後列左より、菅田俊さん、石坂みきさん、ガッツ石松さん
前列左より、加藤隼平さん、原田大二郎さん、清水美那さん、坂上二郎さん、高橋亜紀さん

 ガッツ石松さんが主演をつとめる映画『ガッツ伝説 愛しのピット・ブル』の撮影が好調に進められており、4月30日、撮影の模様が報道陣に公開されました。
 昨年からブームとなった“ガッツ伝説”がタイトルとなっていますが、映画のストーリーはまったくのオリジナル。多くの舞台演出を手掛け、本作品が劇場映画2作目となる野伏翔監督は「企画の段階からガッツさんとお話ししまして、現代のドン・キホーテ的な、かっこ悪く見えるけれど実はこんなにいい大人の男の生き様があったんだという“伝説”が残せればいい」と作品について話しました。
 映画は東京近郊の商店街を舞台に、ガッツさん演じる主人公の淡い恋模様と、それを取り巻く町の人々の人情と祭、そして現代を反映した詐欺事件を絡めた物語。4月から埼玉県蕨市の全面的なバックアップの元で撮影が続けられており、この日は、さまざまな危機を乗り越え開催された祭で主人公が太鼓を打ち鳴らすというクライマックス・シーンの撮影がおこなわれ、ロケ場所となった神社に200人のエキストラが参加しての撮影となりました。
 ご自身のお祭にまつわる思い出を聞かれたガッツさんは「お囃子に心に和むといういい記憶しかないですね。毎日お祭があればいいな思っていた記憶があります。みなさんも、お祭というのは淡い思い出のようなものがあるのではないかと思います」と話していました。


「この映画は最近にない娯楽ではないかと思います。ご覧になると、胸の中でくすくすと笑って、人に見せたくない笑いを感じて劇場を出られるんじゃないかと感じました。OK牧場です」と主演のガッツ石松さん
お祭の思い出を聞かれて「人ごみが苦手なのでお祭はあんまり好きじゃない」と意外な(?)告白をした医師・四谷役の坂上二郎さん
主人公の友人・葉介役の菅田俊さん。お祭の思い出を聞かれて「若い頃は、もろこしとかイカとか焼いていて、売る方でした」と話していました
銭湯の主人役・原田大二郎さんは故郷のお祭のエピソードを披露しましたが「これ15分くらいのネタなんで、縮めたんじゃちょっとわからないかな」と笑いを誘いました。
主人公の娘の友人・イチコ役の清水美那さん。「高校の文化祭のときに太鼓を叩いたことがあるので、今日の撮影が楽しみです」と話していました
「若々しさで太鼓もいっぱい練習しました。今日は太鼓の撮影なんで張り切っています」と話した青年団長・章太郎役の加藤隼平さん
「楽しい現場で、このまま無事で終わって、皆さんに観てもらいたいと思います」と、青年団の亜子役の高橋亜樹さん
「麻生さんとの撮影が多いです。出来上がった映画を観るのが楽しみです」と麻生祐未さん演じるかな子の娘・美雨役の石坂ミキさん
出演だけでなくトシキ&スニーカーズとしてエンディング・テーマも歌う鷹山俊樹さんは「面白い作品になっていると思います」とコメント
「世の中が行き詰った状況ですので、楽しくて、明るくて、しかもちょっと感動的な作品をと思ってやっとここまでたどりつきました」と野伏翔監督

撮影現場で指示を出す野伏監督
ロケ場所の神社はスタッフと200人のエキストラ、報道陣で埋まりました

 天候にも恵まれ、撮影は順調に進行中。『ガッツ伝説 愛しのピット・ブル』は5月4日にクランクアップし、2006年の新春にお正月ロードショー公開される予定となっています。


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