１９８０年代に鮮烈なデビューを飾り、『爆裂都市／BURST CITY』(82)、『ユメノ銀河』(97)、『五条霊戦記』(99)と、常に話題となる作品を送り出してきた石井聰亙監督の新作『鏡心』が完成しました。
　『鏡心』は、石井監督が撮影までも手掛けるワンマン映画として制作され、最新のデジタル技術を駆使し、一切の制約から解き放たれて石井監督独自の世界観を完全映像化しています。
　この意欲作の発表にあたり、映画館という枠にとらわれず、監督が撮影現場で思い描いたような画と音を再現するエキシビジョン（展覧）上映という方法が選ばれました。
　全国各地でおこなわれるエキシビジョン・ツアーは３月30日(土)に東京のラフォーレミュージアム原宿からスタートします。
　ラフォーレミュージアム原宿での６日間の会期中は、石井監督によるレクチャーや『鏡心』出演者や各界からのゲストを招いての対談など、より『鏡心』を楽しむための企画も用意されています。
　技術の革新が映画制作に変化を与えている中、石井監督が贈る新たな試みを、ぜひ体験ください。