監督：行定勲
出演：沢尻エリカ 伊勢谷友介 竹内結子 ほか
２００７年９月29日(土)全国東宝系ロードショー
新潮ミステリー倶楽部賞受賞作「栄光一途」でデビューし、「犯人に告ぐ」（双葉社刊）がベストセラーとなった作家・雫井脩介。２００４年10月から１年間にわたり携帯サイトで連載され、１００万アクセスを記録したのち、２００６年１月に書籍化された「クローズド・ノート」は、ミステリー界の俊英が初めて挑んだ恋愛小説として話題となりました。そして２００７年、その話題作が映画化されます。
ヒロイン・堀井香恵を演じるのは、『パッチギ！』での鮮烈な登場以来、同世代の圧倒的な支持を得ている若手女優・沢尻エリカ。そして、香恵が憧れる小学校教師・真野伊吹には『黄泉がえり』『いま、会いにゆきます』の竹内結子が扮し、香恵の人生に大きな影響を与える存在を演じきり、沢尻との見事な共演を果たしています。また、香恵が恋焦がれる石飛リュウには『雪に願うこと』『嫌われ松子の一生』の実力派・伊勢谷友介が扮します。
メガホンをとるのは、『世界の中心で、愛をさけぶ』を手掛け、いま日本映画界で最もその活動が注目されている行定勲。ラブストーリーの枠を超えた“偶然がもたらす真実の愛”を主眼に、普遍的な感動作を紡ぎ出します。
女子大生の香恵（沢尻エリカ）は、引越しの際、前の住人が忘れていった１冊のノートを見つける。しかし、バイトにサークルにと忙しい毎日の中で、そのノートの存在を忘れてしまう。
ある日、香恵は、バイト先に万年筆を買いに来た画家の石飛（伊勢谷友介）に恋をする。誰かにそれを相談しようにも、親友のハナは海外留学中で連絡もままならない。さらにハナの恋人からも告白される始末。もやもやした気持ちを紛らそうと、香恵はあのノートを開く。そこに挟まれていた１枚の写真にはノートの持ち主・伊吹先生（竹内結子）が写っていた。
教師になるのを夢見ていた香恵は、憧れからノートを読み始めるが、やがて“ある真実”をたぐりよせる。それは運命の巡り合わせが用意した、切ない真実だった……。
