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作品スチール

彩恋 SAI-REN

監督:飯塚健
出演:関めぐみ 貫地谷しほり 徳永えり ほか

2007年8月4日(土)より新宿オスカー劇場ほか 全国順次ロードショー

2007年/日本/カラー/35mm/91分

イントロダクション

作品スチール

 いつも一緒につるんでいる高校3年生の仲良し3人組。3人ともひとり親という共通点はあるものの、性格はバラバラ。好みの男性のタイプや、抱えている恋愛事情、家族の問題、将来の夢や悩み、不安もまちまち。そうしてときには苛立ったり喧嘩したりしながらも、互いに支えあい励ましあって、大人への第一歩を踏み出す危うく多感な時期を一生懸命生きている。『彩恋 SAI-REN』は、そんな彼女たちの等身大の姿を、ユーモアを交えてヴィヴィッドに描き出した、爽やかな青春ラブ・ストーリー。
 『ハチミツとクローバー』の関めぐみに『スウィングガールズ』の貫地谷しほり、そして『フラガール』の徳永えりと、今が旬のフレッシュな若手女優が共演。彼女たちが放つまぶしいくらいはつらつとした存在感は本作のなによりの魅力となっている。
 3人を取り巻く男性陣を演じるのは『GO』の細山田隆人や小林且弥、松川尚瑠輝といった若手男優たち。ときに3人を優しく見守り、ときに困らせる大人たちには、奥貫薫、高杉亘、きたろう、温水洋一らが顔を揃える。
 監督は28歳の新鋭・飯塚健。22歳で自主制作映画『サマーヌード』を発表し、現在は脚本家としても活躍。本作では自ら原作も執筆している。フラワーカンパニーズ、くるり、ohana、SINGER SONGERなど、多くのアーティストのヒット曲をふんだんに取り入れ、音楽とドラマがたくみに絡み合い情感を盛り上げる独自のスタイルで、若々しい感性と才気を見せてくれる。

ストーリー

 海にほど近い地方都市。高校3年生のナツ(関めぐみ)、ココ(貫地谷しほり)、マリネ(徳永えり)は、いつもつるんで遊んでいる仲良し3人組。母と死別し、小説家の父親・冬樹(温水洋一)と中学生の弟との3人暮らしのナツ。ココはシングルマザーの母親と姉妹のように仲が良い。マリネの父親は妻と死別してから男手ひとつでマリネを育ててきた。
 ナツは遠距離恋愛中の大学生に振られて意気消沈。作家志望のマリネは電車でみかけた学生に恋心を抱くが、声をかける勇気さえない。小さい頃から男嫌いのココは、空手部の後輩のビシバシこと石橋(細山田隆人)からの熱いラブコールにも素知らぬふり。
 ナツの弟・友都(松川尚瑠輝)は、修学旅行で童貞を捨てる決心をしていた。相手は初恋の相手である同級生の女の子。一方、ひょんなことから出会ったココの母親・亜子(奥貫薫)とマリネの父親・紳一(高杉亘)がひと目で恋におち、いい関係に。
 そうして周囲が“恋の季節”に華やぐなか、ナツは別れた彼氏の子を妊娠していることに気づく。堕胎を考えるナツだが、決心がつかない。そして母の恋愛に戸惑うココ、片思いに悶々とするマリネ……。3人の18歳の女心は、さまざまに揺れ動くのだった。

キャスト

  • 関めぐみ
  • 貫地谷しほり
  • 徳永えり

  • 細山田隆人
  • 小林且弥

  • 松川尚瑠輝
  • 市川春樹

  • 木村公一
  • 今村佳代
  • 夕日ちづる
  • 橘ゆかり

  • 高杉亘
  • 奥貫薫
  • 温水洋一
  • 国分佐智子(特別出演)
  • きたろう

スタッフ

  • 監督・脚本:飯塚健

  • 製作:鈴木健一/亀井修/藤原正道/葛谷健一/柴田真人
  • 企画:原田宗一郎
  • プロデューサー:山川恵一/大島孝幸/福村知之/寺田幸司/宮田三清
  • 撮影監督:小川真司
  • 照明:畑田伸一郎
  • 美術:松岡拓
  • 音楽:神津裕之
  • 録音:湯脇房雄
  • 効果:丹雄二
  • 整音:村上浩
  • 編集:石田泉
  • 衣裳:横田勝広
  • メイク:田中玲伊子
  • 助監督:石田和彦

  • 挿入曲:フラワーカンパニーズ「青い春」/髭(HiGE)「Acoustic」/くるり「ばらの花」/SINGER SONGER「Home」「初花凛々」/ohana「ヒライテル」/スキップカウズ「赤い手」/GOING UNDER GROUND「サンキュー」

  • 製作協力:BLUE PLANET
  • 製作:BLUE PLANET/小学館/東宝/パス・コミュニケーションズ/ハドソン/アクティブ・シネ・クラブ
  • 配給:エム・エフボックス

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