監督：羽住英一郎
出演：瑛太 田中麗奈 玉山鉄二 青木崇高 佐藤江梨子 ほか
２００８年１月12日(土)全国東宝系ロードショー
興収71億円を記録し、２００６年の邦画実写ナンバーワンヒット作となった『LIMIT OF LOVE 海猿』。そのメガホンをとった羽住英一郎監督の新作は、舞台を“海”から“山”へと移した青春エンターテイメント超大作『銀色のシーズン』だ！
スキーを楽しむ男たちと、スキーができない花嫁、そして周囲の人々がつづる青春群像劇をアクロバティックなスキーパフォーマンスや、パラグライダー、スノーモービル、カーチェイスなども満載で描く。切ない恋愛模様を交えたドラマ要素と、雪山ならではの壮大なアクションとを両立させた、笑って泣いて、手に汗握る作品となっている。
本作のテーマは「“挑戦”」との羽住監督の言葉通り、長野県白馬村の全面協力を得て、極寒の雪山で３ヶ月に及ぶ長期オールロケを敢行。10トントラック７０００台分におよぶ雪を用意し、モーグルコースや美しい雪の教会を造るなど、１本の映画のためとは思えないスケールのロケセットを創造した。ハリウッドでも使用される最新鋭撮影機材で撮った迫力のスキーパフォーマンスは圧巻だ。
主人公・銀を演じるのは瑛太、ヒロイン・七海には田中麗奈。それぞれ映画出演作が目白押しのふたりが豪華共演を果たす。そして銀の仲間の祐治に羽住監督作『逆境ナイン』で主演を務めた玉山鉄二、次郎に羽住組常連の青木崇高、仲居のエリカに佐藤江梨子と、魅力的なキャストが集結している。
雪山でやりたい放題の日々を過ごしている“雪猿”たち――城山銀（瑛太）、小鳩祐治（玉山鉄二）・神沼次郎（青木崇高）の３人組は、さびれた町営スキー場の“雪山の何でも屋”。個人レッスンからスキーのチューンナップ、駅への送迎まで、すべてを商売にしている。しかしときには賭けスキーに興じたり、スキー場で当たり屋を演じたりと、まわりの人々に迷惑を掛け続けている困ったヤツら。
そんなある日、結婚式を３日後に控えた全くスキーのできない花嫁・綾瀬七海（田中麗奈）が彼らの前に現れる……この偶然の出会いが“雪猿”たちの心を揺り動かし、新たな一歩を踏み出す勇気をもたらした！
