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作品スチール

ガチ☆ボーイ

監督:小泉徳宏
出演:佐藤隆太 サエコ 向井理 泉谷しげる ほか

2008年3月1日(土)全国東宝系ロードショー

イントロダクション

作品スチール

 事故で頭を打って以来、眠るとその日にあった出来事を忘れてしまう“高次脳機能障害”を持ってしまった青年・五十嵐は、学生プロレスに出会った。頭では覚えていなくても、アザが、筋肉痛が、体が記憶する。それが五十嵐に、生きている実感を取り戻させていく――。『ガチ☆ボーイ』は、ガチンコ(真剣勝負)で青春を生きるひとりの青年の姿を描いた感動ストーリーだ。
 原作は人気劇団・モダンスイマーズの舞台「五十嵐伝〜五十嵐ハ燃エテイルカ〜」。蓬莱竜太の作・演出によるこの作品は2004年の公演以来、舞台ファンの間では伝説的な傑作となっていた。その作品が3年のときを経て、スクリーンで新たな感動を呼び起こす。
 主人公・五十嵐良一を演じるのは「木更津キャッツアイ」や『ROCKERS』、DVD作品「THE3名様」で人気の若手男優・佐藤隆太。本作ではハードなプロレスシーンも一切吹き替えなしで演じきり、本物の迫力をスクリーンに焼き付けた。
 五十嵐が憧れるプロレス研究会のマネージャーには『LOVEHOTELS』『龍が如く 劇場版』のサエコ、プロレス研究会のキャプテンにはドラマ「のだめカンタービレ」「ハチミツとクローバー」などの向井理、五十嵐の妹・茜に『時をかける少女』(声の出演)『ちーちゃんは悠久のむこう』の仲里依紗ら若手俳優陣に加え、プロレス研究会OBに宮川大輔、五十嵐の父に泉谷しげると、個性的かつ豪華なキャストが集結した。
 監督は『タイヨウのうた』でデビューを果たした小泉徳宏。主演の佐藤隆太と同じ27歳の若手監督が、テンポ良く、テンションの高い演出で元気溢れる感動作を作り出した。
 現在人気沸騰中のガールズバンド・チャットモンキーが主題歌を担当しているのも注目だ。
 不器用でもひたむきに進む五十嵐の「ダサかっこいい」生き方は、観客の心を熱くするに違いない。

ストーリー

作品スチール

 在学中に司法試験合格もできると評判の五十嵐良一(佐藤隆太)。そんな天才大学生の五十嵐がある日突然、大学のプロレス研究会(HWA)の門を叩く。昨年の文化祭で初めて学生プロレスを見て以来、ずっと憧れていたというのだ。
 念願かなって入部した五十嵐は“天才”だけあってなにかとメモをとる。しかし、学生プロレスに肝心な段取りがどうしても覚えられない。OBの君島(宮川大輔)から直々にマリリン仮面というリングネームを貰って挑んだ商店街でのデビュー戦、段取りを忘れた五十嵐は途中からガチンコ(真剣勝負)の試合を始めてしまう。そのガチンコぶりが大受けし、一躍人気者になったマリリン仮面。しかし、その場に居合わせた五十嵐の妹・茜(仲里依紗)がマネージャーの麻子(サエコ)たちに意外な事実を知らせる。五十嵐は自転車で転倒して頭を打ってから“高次脳機能障害”のため、新しいことが覚えられなくなってしまっているというのだ。事故以前の記憶はあるが、それ以後の記憶は、一晩寝るとリセットされてしまう――。
 父親の恒雄(泉谷しげる)たちが危険だからと止めるが、五十嵐は学生プロレスを続けたいという。毎朝、前日の記憶を失っても、体に残る筋肉痛やアザが、生きている実感を与えてくれるのだという五十嵐。その熱意に、周囲も学園祭での最後の試合を許可する。
 そして学園祭の日、事件は起こった……。

キャスト

  • 五十嵐良一:佐藤隆太
  • 朝岡麻子:サエコ
  • 五十嵐茜:仲里依紗
  • 君島:宮川大輔
  • 五十嵐恒雄:泉谷しげる

スタッフ

  • 監督:小泉徳宏

  • 原作者:蓬莱竜太(舞台「五十嵐伝〜五十嵐ハ燃エテイルカ〜」より)

  • 製作:フジテレビジョン/ROBOT/東宝
  • 制作プロダクション:ROBOT
  • 配給:東宝

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