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GSワンダーランド

監督:本田隆一
出演:栗山千明 石田卓也 水嶋ヒロ 浅利陽介 ほか

2008年11月15日(土)より渋谷シネマGAGA!、シネ・リーブル池袋、シネマート新宿ほか全国ロードショー

2008年/カラー/シネマスコープ/ドルビーSRD/109分

イントロダクション

作品スチール

 タイツ姿のフリフリ衣裳で大人気のグループサウンズ(GS)バンド“ザ・タイツメン”。しかし、一番人気のメンバー・ミックは実は女だった!?
 いまから約40年前、日本全国がGSブームに沸いていた時代。『GSワンダーランド』は、そんな時代にショービジネスの世界に飛び込んだ、4人の若者の物語だ。
 “ザ・タイツメン”のメンバー役には、4人の人気俳優が揃った。男としてバンドに加わるミックには、栗山千明が初の男装に挑戦。ひたむきに夢を追うマサオ役には、映画出演の相次ぐ石田卓也が見事な歌声も披露。冷静なツッコミ役のシュウには人気急上昇中の水嶋ヒロ。ムードメイカーのケンタには個性が光る浅利陽介。
 さらに、元“ザ・タイガース”の岸部一徳がレコード会社社長の役で出演。そのほか、大杉漣、杉本哲太、武田真治ら実力派が“ザ・タイツメン”を取り巻く音楽業界人を演じる。また、高岡蒼甫や温水洋一が演じる個性的なキャラクターにも注目だ。
 “ザ・タイツメン”が歌う劇中歌「海岸線のホテル」は、日本ポップス史に輝く、作詞・橋本淳、作曲・筒美京平のゴールデンコンビが書き下ろし。さらに、ネオGSの雄・サリー久保田による当時のテイストたっぷりの新曲が作品を彩る。
 監督は、これまでも60年代〜70年代のカルチャーを感じさせる作品を手がけてきた本田隆一。自身、GSファンである本田監督ならではの、こだわりが詰まった作品に仕上がった。
 『GSワンダーランド』が描く、キラキラしてちょっと切ない青春は、世代を問わず多くの人の心を打つに違いない。

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ストーリー

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 1968年、日本はグループサウンズ(GS)ブームの真っ只中にあった。歌手を目指して家出同然で上京してきた大野ミク(栗山千明)は、芸能事務所の門を叩くが、女性歌手は流行じゃないと門前払いを受けてしまう。
 一方、GSに憧れる紀川マサオ(石田卓也)は、日劇のステージに立つことを目指し、高校にも行かずにギターの練習に励む毎日。ひょんなことから、騙されてGSバンドをクビになったドラムの正巳屋シュン(水嶋ヒロ)と、ベースの柏崎ケンタ(浅利陽介)と知り合い、3人で“ザ・ダイヤモンズ”を結成する。
 その“ザ・ダイヤモンズ”に弱小プロダクションの社長・梶井(武田真治)が目をつけた。レコード会社の佐々木(杉本哲太)から新しいバンドを探すよう命じられていた梶井は、3人をデビューさせようとする。しかし、佐々木の要望はオルガンの入ったバンド。そこで梶井が連れてきたのは、なんと以前に事務所にやってきたミクだった。いずれソロ歌手としてデビューさせることを条件に、ミクに男装させ“ミック”として加入させようというのだ。
 こうして4人となった“ザ・ダイヤモンズ”はトントン拍子でデビューしたものの、デビュー曲は記録的な低売り上げ。上層部からテコ入れを命じられた佐々木の提案で、バンドは王子様のようなタイツとフリフリ衣裳、歌謡曲路線へとイメージチェンジ。バンド名も新たに“ザ・タイツメン”! 釈然としないメンバーだったが、これが大当たり。中性的な魅力の(当たり前だ)ミックが女の子たちのハートを射止め、ジャズ喫茶は満員、熱狂的な追っかけも登場し、コンサートでは失神者続出。マスコミもこぞってミックの人気を取り上げ、たちまち“ザ・タイツメン”はスター街道を突き進みはじめる。
 人気絶頂、日劇のステージも近づいてきた“ザ・タイツメン”だが、そんな彼らを狙う“目”があった……。

キャスト

  • 大野ミク:栗山千明
  • 紀川マサオ:石田卓也

  • 正巳屋シュン:水嶋ヒロ
  • 柏崎ケンタ:浅利陽介

  • 大河内宗雄:温水洋一
  • 石貫妙子:三倉茉奈
  • 石貫明美:三倉佳奈
  • 熊田恭一:ケンドーコバヤシ

  • 鎌田兼一:大杉漣
  • 長谷川タツオ:高岡蒼甫

  • 梶井良介:武田真治
  • 佐々木知典杉本哲太

  • 松田重吉:岸部一徳

スタッフ

  • 監督:本田隆一

  • 製作総指揮:吉田尚剛
  • 製作:杉原晃史/熊澤芳紀/石田雄治/森下敏治
  • プロデューサー:永森裕二/永井正敏/曽我勉
  • 脚本:本田隆一/永森裕二

  • 撮影:小林元(J.S.C.)
  • 照明:堀直之
  • 録音:伊藤裕規
  • 美術:丸尾知行
  • 装飾:吉村昌悟
  • 監督補:亀井亨
  • 助監督:野尻克己
  • アソシエイトプロデューサー:大高由紀子
  • ラインプロデューサー:木村和弘
  • キャスティングプロデューサー:かねだあきこ
  • プロデューサー補:前田利洋

  • 主題歌:ザ・タイツメン「海岸線のホテル」作詞:橋本淳/作曲:筒美京平
  • 音楽プロデューサー:高護

  • 製作:AMGエンタテインメント/ジェネオン エンタテインメント/デスペラート/アミューズメントメディア総合学院/ポニーキャニオンエンタープライズ/tvk/テレ玉/チバテレビ/三重テレビ/KBS京都/サンテレビ
  • 制作プロダクション:グランデ
  • 企画:AMGエンタテインメント
  • 配給:デスペラート

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