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作品スチール

シャカリキ!

監督:大野伸介
出演:遠藤雄弥 中村優一 鈴木裕樹 南沢奈央 ほか

2008年9月6日(土)より渋谷東急ほか全国ロードショー

2008年/ビスタサイズ/ドルビーデジタル/106分

イントロダクション

作品スチール

 スピードと頭脳戦、チームプレイが魅力の自転車ロードレース。このスポーツを題材に、1992年から95年まで連載され、自転車を愛する人々のバイブルとなっている曽田正人のマンガ「シャカリキ!」が、待望の映像化を果たした。
 自転車バカで負けず嫌いのテル。廃部寸前の亀ヶ丘高校自転車部に入部したテルは、エースの鳩村たちとともに、天才ロードレーサー・ユタ率いる鳳帝高校自転車部に挑む――。
 映画『シャカリキ!』は、原作に新たな設定やストーリーを盛り込み、高校生のシャカリキな青春を描いていく。
 メインキャストには、映画、ドラマ、舞台と、現在の日本のエンターテイメント界で大活躍する若手俳優集団・D-BOYSのメンバー3人が起用された。主人公・テルには「のだめカンタービレ」「蔦姫」などの遠藤雄弥。亀高自転車部のエース・鳩村には「仮面ライダー電王」で大人気となった中村優一。ライバルのユタには「獣拳戦隊ゲキレンジャー」の鈴木裕樹。
 さらに南沢奈央、小林裕吉、小柳友、お笑いグループ・三福星の池田哲哉、坂本真が個性豊かな亀高自転車部員を演じ、原田泰造、中越典子、温水洋一、中井美穂、津田寛治、柄本明らが、さすがの存在感で脇を固める。また、D-BOYSのメンバー数人が隠れキャラ的に顔を見せているのもファンには嬉しいところだろう。
 監督は、北野武監督や行定勲監督の助監督をつとめ、本作が長編デビューとなる大野伸介。多彩な撮影技術を駆使し“アスリートの一瞬の美しい表情”を映像に収めた。
 主要キャストが撮影の4ヶ月以上前から特訓を積んで挑んだレースシーンは、実際のレースを観ているような手に汗握る臨場感にあふれている。そして彼らの姿は、観客に深い感動をもたらすに違いない。

ストーリー

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 亀ヶ丘高校に入学した野々村輝(遠藤雄弥)=テルは、自転車が大好き。しかも、坂道を駆け上がるのが大好きな自転車バカ、坂バカだ。学校へ向かう坂道で、自転車でバスを追い越していくテルを、自転車部の部員たちが見つめていた。
 伝統ある亀ヶ丘高校自転車部も、現在は部員も減り成績も低迷。次のインターハイで結果を出せなければ廃部を言い渡されているが、エントリーに必要な人数も確保できない。
 そんな自転車部に興味を示したらしいテルを、マネージャーの永田桜(南沢奈央)たちは勧誘するが、エースの鳩村(中村優一)はさめた態度。鳩村の態度に腹を立てたテルは、ロードレーサーで走る鳩村を通学用自転車で追いかける。そんなふたりを強豪・鳳帝高校のエース・由多比呂彦(鈴木裕樹)=ユタがあっさりと抜き去っていく。自分より速く走る男に出会い、闘志を燃やすテル。
 テルは、亀高自転車部の監督で、ユタの父親である由多比呂士(原田泰造)に誘われ自転車部に入部する。最初はロードレーサーに慣れず、まともに乗ることもできなかったテルも、密かな特訓を重ねてその素質を発揮していく。
 そして迎えたインターハイだったが、ユタにライバル心を燃やすテルはルールを無視して独走、亀高チームは失格となってしまう。自転車部は廃部となり、監督は亀高を去っていく。
 しかし、テルはひとりになっても黙々とペダルをこぎ続ける。その姿に触発され、鳩村をはじめバラバラになっていた部員たちも、ひとり、またひとりと戻ってくる。再結集した亀高自転車部は市民ロードレースへの参加を決意。ユタは秋にはヨーロッパに渡る。今度のレースがユタと勝負する最後のチャンスとなるのだ……。

キャスト

  • 野々村輝(テル):遠藤雄弥
  • 鳩村大輔(ポッポ):中村優一
  • 由多比呂彦(ユタ):鈴木裕樹
  • 永田桜:南沢奈央

  • 松平健一(ショーグン):小林裕吉
  • 斉藤大樹(モアイ):小柳友
  • 丸山太志(デイブ):池田哲哉(三福星)
  • 鳥越雅也(教授):坂本真

  • 亀ヶ丘高校・学校長:柄本明

  • 教師:津田寛治
  • テルの母:奥貫薫
  • テルの父:梅垣義明
  • 鳳帝高校・自転車部監督:中原丈雄
  • 松平の母:中井美穂

  • 体育教師:城田優
  • バンドマン:荒木宏文
  • バンドマン:柳下大
  • 石渡山レース観客:瀬戸康史

  • 野々村さゆり:中越典子
  • 橋本:温水洋一

  • 由多比呂士:原田泰造

スタッフ

  • 監督:大野伸介

  • 原作:曽田正人「シャカリキ!」(小学館文庫コミック版)

  • 製作:上松道夫/渡辺ミキ
  • エグゼクティブプロデューサー:亀山慶二/渡部隆/安永義郎
  • 企画:梅澤道彦/大澤剛
  • プロデューサー:松井俊之/松本整/田村令/甘木モリオ/東美恵子
  • アソシエイトプロデューサー:北詰裕亮
  • 脚本:丑尾健太郎/水野宗徳

  • 撮影:小林元
  • コンセプトデザイン:金勝浩一
  • 照明:堀直之
  • 録音:矢野正人
  • 編集:上野聡一
  • キャスティング:杉野剛
  • 装飾:片岸雅浩
  • VFXスーパーバイザー:石井教雄
  • 音響効果:柴崎憲治
  • スクリプター:小林加苗
  • 製作担当:相良晶
  • 助監督:水野貴之
  • ラインプロデューサー:小森日出海

  • 主題歌:Sonar Pocket「Promise」(ユニバーサルミュージック)
  • 音楽:半沢武志

  • 製作:テレビ朝日/ワタナベエンターテインメント/博報堂DYメディアパートナーズ/小学館/衛星劇場/日販/テレビ朝日サービス/ショウゲート
  • 制作プロダクション:シネバザール
  • 配給:ショウゲート

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