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作品スチール

Blood ブラッド

監督:下山天
出演:杉本彩 要潤 津田寛治 ほか

2009年4月29日(祝)、銀座シネパトス、新宿K's cinemaにてロードショー

2009年/カラー/35mm/アメリカンヴィスタ/DTSステレオ/85分

イントロダクション

作品スチール

 サイレントの時代から繰り返し映画の題材となってきた“吸血鬼”。いま、日本のエロスの象徴ともいえる女優・杉本彩を主演に迎え、エロスとアクションに満ちた吸血鬼映画『Blood ブラッド』が誕生した。
 迷宮入り寸前の殺人事件を追う刑事・星野の前に現われた美女・美夜子。やがて事件の鍵を握る男・右京と出会った星野は美夜子と右京の秘密を知り、星野自身の運命も大きく変わっていく――。
 『Blood ブラッド』で杉本彩が演じる美夜子ロジュンベルグは、血によって永遠の生命を紡ぐ美しき吸血鬼=バンパイアだ。これまで『花と蛇』『JOHNEN 定の愛』などでめくるめくエロスの世界を表現してきた彼女が、自らを美しい“獣”と化して、新たな境地を見せる。
 美夜子をめぐる男には、黒沼右京役に『パラレル』『GOEMON』など出演作の続く要潤、刑事・星野には日本映画に欠かせない名優・津田寛治。ふたりの実力派俳優が激しいアクションにも果敢に挑戦し、美しき吸血鬼に翻弄される男を肉体をもって表現している。そして2008年ミス・ユニバース・ジャパンのファイナリスト山口小夜、「ケータイ捜査官7」などの松田悟志、タレントとしても人気のガッツ石松ら、脇を固める俳優たちの放つ存在感にも注目だ。
 滅することのない肉体と、そこに宿る愛と欲望。深遠なテーマを『IZO』などの武知鎮典が脚本化。『SHINOBI』などの下山天監督が、スタイリッシュな映像感覚でこれまでにないエンターテイメント作品として完成させた。

ストーリー

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 雪の中を追われる新撰組の沖田総司。血を吐き倒れた彼に、ひとりの美しい女性が近づいていった……。
 現代。公安から閑職の1係へと飛ばされてきた刑事の星野一正(津田寛治)は、暇に耐え切れず、時効が間近に迫っている“世田谷使用人殺人事件”の捜査を始めた。14年前に起こったその事件は、世田谷の邸宅でメイドの女性が首をかき切られて殺されるという惨いものであった。
 星野は、殺されたメイドの雇い主だった女性・美夜子ロジュンベルグ(杉本彩)が暮らす洋館を訪れた。「最後の日まで最善を尽くしたい」という星野に、美夜子は事件の犯人は“黒沼右京”という人物だと告げる。
 黒沼右京(要潤)は、若くして政財界にも太いパイプを持つ実業家だった。右京を追って彼のアジトに忍び込んだ星野は、女性の悲鳴を耳にする。そこで星野が目にしたのは、縛られた若い女性の首をかき切り、その血を浴びる右京の姿だった。  殺人現場を目撃した星野は捕えられ、右京の部下・横地(松田悟志)たちによって始末されそうになる。そこに現われて星野を救ったのは、美夜子の屋敷に住む少女・ブリギッテ(山口小夜)だった。
 傷ついた星野は美夜子の屋敷で目を覚ました。美夜子は、星野は意識を失っている間に美夜子の血の洗礼を受け、血と血で結ばれたと告げる。そして右京もかつて美夜子の血の洗礼を受けたのだと。
 果たして、美夜子は、右京は、いったい何者なのか? 美しく謎に満ちた美夜子を中心に、ふたりの男たちが“血”で彩られた対決を繰り広げる……。

キャスト

  • 杉本彩
  • 要潤

  • 松田悟志
  • 山口小夜
  • 水元秀二郎
  • 桜木凛
  • キヨミジュン
  • 森下悠里
  • 須藤雅宏
  • 奈良坂篤
  • 曽根晴美
  • ガッツ石松

  • 津田寛治

スタッフ

  • 監督:下山天

  • 企画製作:石井徹
  • 企画・原作・脚本:武知鎮典
  • プロデュース:前田茂司
  • プロデューサー:瀬戸恒雄/横山和幸
  • 企画協力:西野禎秀/日下部圭子
  • キャスティングプロデューサー:伊東雅子

  • 撮影:小林元(J.S.C.)
  • 美術:小泉博康
  • 照明:椎原教貴
  • 録音:長島慎介
  • 整音:久連石由文
  • 音響効果:柴崎憲治/大河原将
  • 編集:平澤政吾/下山天
  • アクション監督:田淵景也
  • VFXプロデューサー:岡部淳也
  • 制作担当:相良晶

  • 音楽:吉川清之

  • フィルムパートナーズ:東映ビデオ/楽映舎/ゼアリズエンタープライズ/さくらフーズ/彩プロ
  • 製作協力:楽映舎
  • 配給:ゼアリズエンタープライズ

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