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僕らはあの空の下で

監督:平林克理
出演:古川雄大 細貝圭 永岡卓也 佐藤永典 ほか

2009年8月22日(土)より渋谷シアターTSUTAYAにて公開

2009年/カラー/ヴィスタサイズ/68分

イントロダクション

作品スチール

 友人であり、ライバル。マンガという絆で結ばれた少年たちは、かけがえのない時間を過ごす――。『僕らはあの空の下で』は、マンガ家を目指す高校生の友情を、旬の若手男優たちの共演で描いていく。
 学校では生徒会長、マンガ家志望の主人公・浩紀を演じるのは、映画『腐女子彼女。』や『2STEPS!』、舞台やダンスパフォーマンスなど幅広く活動する古川雄大。明るく行動的で、周りから好かれるキャラクターを演じ、快活な魅力を発揮している。また、挿入歌の作詞・作曲と歌をてがけ、ミュージシャンとしての顔も見せている。
 マンガをつうじて浩紀と友情を結ぶ修には『タクミくんシリーズ 虹色の硝子』で映画デビューした新鋭・細貝圭が扮し、繊細さを感じさせる演技でナイーブな少年を好演している。
 そして、浩紀と修を見守る副会長・直役の永岡卓也の温かみのある演技や、ミュージカル「テニスの王子様」で活躍し本作が映画初出演となる鉄平役・佐藤永典のフレッシュな魅力にも注目だ。また、生徒たちのよき理解者である菅原先生を演じる矢柴俊博が放つ独特の存在感も見逃せない。
 監督は、中村義洋監督『アヒルと鴨のコインロッカー』『フィッシュストーリー』など、多くの作品で助監督をつとめてきた平林克理。初の劇場用長編となる本作では、丁寧な演出で登場人物の心の動きを優しく細やかに描き出した。
 青春期のまっすぐな想いと、それゆえにすれ違う心、そして固く結ばれた絆。キラキラと輝く青春映画の傑作が、ここに誕生した。

ストーリー

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 高校3年生で、学校では生徒会長をつとめる神崎浩紀(古川雄大)は、将来はマンガ家になるという決意を抱いていた。雑誌の新人コンクールにたびたび応募しているのだが、結果はいつも「残念賞」。それでも諦めずにマンガを描き続ける浩紀のことを、副会長の吉永直(永岡卓也)や後輩の山本鉄平(佐藤永典)たちは応援していた。
 ある日、浩紀たちの学校に、ボストンから沢田修(細貝圭)という生徒が転校してきた。浩紀はその名前に覚えがあった。浩紀と同じように、雑誌のコンクールでいつも「残念賞」になっている名前だったのだ。
 反りの合わなそうな浩紀と修だったが、ふたりにはマンガという共通の話題があった。浩紀は修に自分のマンガを見せて感想を求め、手厳しい意見に凹みつつも修に合作を持ちかける。画はうまいがストーリーに難のある浩紀と、ストーリー作りは巧みだが画が下手な修のふたりが力を合わせれば、すごい作品ができると考えたのだ。
 浩紀の熱意に修も動かされ、ふたりの共同製作がはじまった。ときには熱く意見を闘わせながら作品作りに取り組むふたり。すっかり浩紀と仲良くなった修は、いつしかほかの生徒たちとも打ち解け、楽しい学校生活を送るようになっていく。
 やがて夏休みに入り、浩紀と修は毎日学校でマンガ執筆に励む。直やほかの生徒たちにも助けられ、ついにふたりの作品が完成した。自信作の完成に、入選への期待を膨らませる浩紀たち。
 だが、修には浩紀に話していない、ある事情があった。新学期を迎えたある日、直は偶然にそれを知ってしまう――。

キャスト

  • 古川雄大
  • 細貝圭

  • 永岡卓也
  • 佐藤永典

  • 石井友樹
  • 入江麻友子
  • 矢柴俊博

スタッフ

  • 監督:平林克理

  • 製作:安西崇/磯山敦/坂井健一/宇田川寧
  • プロデューサー:小筆浩美/中村美香/濱本太郎/柴原祐一
  • 脚本:吉井真奈美/平林克理

  • 撮影:鈴木慎二
  • 照明:蒔苗友一郎
  • 録音:小林武史
  • 美術:鈴木千奈
  • 衣裳:与那覇智
  • ヘアメイク:酒井夢月
  • キャスティング:吉見秀樹
  • 助監督:関谷崇
  • 制作担当:中島勇樹
  • 編集:長谷川明

  • 音楽:SWITCH
  • 挿入歌:古川雄大「Starting Days」

  • 協力:バンタン映画映像学院/バンタン電影アニメマンガ学院
  • 製作:日本出版販売/ポニーキャニオン/ホロニック/ダブ
  • 制作:ダブ
  • 配給:日本出版販売

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