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作品スチール

グロテスク

監督:白石晃士
出演:長澤つぐみ 川連廣明 大迫茂生 ほか

2009年1月17日(土)よりシアターN渋谷にてレイトショー

2009年/カラー/ヴィスタサイズ/ステレオ/73分

イントロダクション

作品スチール

 グロテスク――もともとは古代ローマに起源を持つ文様の形式であり、その後“異様な、奇怪な、不気味な”ものを示す形容詞となっていった言葉である。この言葉をタイトルに冠した映画が誕生した。それは、邦画史上最強、いや“最狂”というべき、とてつもなく残虐で観る者の嫌悪感と恐怖を誘うスプラッタ映画だ。
 監督はオリジナルビデオ作品や劇場映画でホラー作品を多く手がけてきた白石晃士。フェイク・ドキュメントの手法を使ったホラーの傑作『ノロイ』や、広く知られる都市伝説を題材に人間の残虐性を生々しく切り取った『口裂け女』など、その“恐怖”を生む手腕は高く評価されている。
 やはり多くのホラー作品を手がけてきた大橋孝史プロデューサーは、本作品の製作にあたって白石監督に「振り切っちゃっていいですよ」と言葉をかけた。この一言を得て、白石監督は己の想像力のままに究極の“グロテスク”な作品を生み出してみせた。
 主演をつとめるのは長澤つぐみ。元・人気アダルトビデオ女優であり、2008年9月にAV卒業を発表してからは『東京残酷警察』などで女優としてのキャリアを着実に重ねている。本作では、多くの女優がしり込みするであろうシーンにも果敢に挑み、その存在感を見せつけている。さらにもうひとりの主演には「桃香クリニックへようこそ」『スーパーカブ」などの川連廣明。そして『片腕マシンガール』や舞台「フラガール」に出演する劇団男魂の大迫茂生が、ふたりを恐怖のどん底まで追いつめる悪役を演じる。
 『グロテスク』を観るとき、心得ておくべきことがある。それは嘔吐を覚悟すること、そして、救いを求めないことだ。

ストーリー

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 喫茶店で恥ずかしそうに向き合うひと組の男女がいた。アキ(長澤つぐみ)と、和男(川連廣明)だ。和男は会社の同僚であるアキに思いを寄せており、初めてのデートを迎えたのだった。そんなふたりの姿を凝視する視線があった……。
 ふたりが喫茶店を出て歩いていると、突然何者かに襲われて意識を失う。そしてアキと和男が目覚めたとき、そこは薄暗い地下室だった。ふたりは縛り付けられ、猿轡をかまされ声を出すこともできない。事態を把握することもできずただただ怯えるふたりの前には、見知らぬ巨漢・立川(大迫茂生)の姿があった。立川は「きみたちふたりの愛に感動できれば解放するよ」と声をかける。
 ふたりの前に運ばれてくる、大量の拷問器具とおぼしき器具。立川は、それらの器具を使い、アキと和男に恥辱の限りを尽くし、さらに想像を絶する虐待を与える。それも、彼らの愛情で感動を得るためだという。
 その地下室から、完璧なる監禁から、アキと和男は脱出することができるのだろうか? 衝撃の結末がふたりの行く末には待っていた……。

キャスト

  • アキ:長澤つぐみ
  • 和男:川連廣明
  • 立川:大迫茂生

スタッフ

  • 監督・脚本:白石晃士

  • 製作:大橋孝史
  • プロデューサー:上野境介/宇田川和恵

  • 撮影監督:福田陽平
  • 美術:安宅紀史
  • 編集:曾根剛
  • 助監督:伊藤拓也
  • 制作担当:酒井明

  • 音楽:佐藤和郎
  • 主題歌:SS「あえか」

  • 製作:ジョリー・ロジャー/エースデュース
  • 制作プロダクション:トルネード・フィルム
  • 配給:ジョリー・ロジャー

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