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作品スチール

ホノカアボーイ

監督:真田敦
出演:岡田将生 倍賞千恵子 長谷川潤 松坂慶子 ほか

2009年3月14日(土)より全国東宝系ロードショー

2009年/カラー/ビスタサイズ/ドルビーデジタル/111分

イントロダクション

作品スチール

 ハワイ島の北にある町・ホノカア。この町にある小さな映画館で、青年は映写技師として働くことになった――。
 アメリカの大学で学び、卒業後ハワイに渡った吉田玲雄が自らの体験を綴った「ホノカアボーイ」は、多くの人を惹きつけた。熱狂的なファンを持つこの原作が、ついに映画化を果たす。
 温もりに満ちた原作の映画化にあたり、たくさんの才能が集まった。脚本は数々のヒットCMを手掛けるCMプランナー高崎卓馬。映像は女性写真家の市橋織江。映画に登場する料理を手がけたのは料理家の高山なおみ。桑原茂一、青柳拓次、阿部海太郎がホノカアの優しい空気を音楽として届ける。そして各界を代表する才能をまとめあげた監督は、CMディレクターで、映画『いぬのえいが』の1編「ねえ、マリモ」でユーモアと人間の繊細さを徹底したディテールで描いた真田敦。
 キャストにも豪華なメンバーが揃った。主人公・レオには『天然コケッコー』『魔法遣いに大切なもの』などでいま注目の若手俳優・岡田将生が映画初主演。レオを優しく見守る日系人のビーさんにはベテランの倍賞千恵子。食いしん坊のエデリには日本を代表する女優の松坂慶子。レオが恋をする少女・マライアにはハワイ育ちのモデル・長谷川潤。そのほか、喜味こいし、正司照枝、蒼井優、深津絵里が、独特の世界を作り出す。
 映画の舞台となったハワイ島のホノカアでオールロケを敢行。どこか懐かしく不思議な町・ホノカアの風景の中で、誰も観たことのないまったく新しい映画が誕生した。

ストーリー

作品スチール

 ハワイ島の北にある町・ホノカア。周囲から忘れられたようなこの町では、月に虹がかかるとき、願いが叶う――。
 他人との距離がうまくとれないレオ(岡田将生)は、付き合っている彼女(蒼井優)に「夜、月にかかる虹が見たい」と言われ、彼女とともにハワイ島に旅行にやってきた。「ハワイ島とハワイって違うんですけど」。不機嫌そうな彼女の言葉に黙り込むレオ。都合が悪くなるとすぐ黙り込むのがレオの悪い癖だった。
 それから半年後。恋人にフラれ、大学を休学したレオは、半年前の旅行で道に迷ってたどり着いた町・ホノカアにやってきていた。不思議な魅力に吸い寄せられるように戻ってきたこの町で、レオは小さな映画館の映写技師として働くことになる。  そんなある日、レオは町でも有名な偏屈なおばあさん・ビー(倍賞千恵子)と出会う。そしてなぜだか、レオはビーの家で毎日晩御飯を食べることになる。
 ビーや、風変わりだけど心優しい町の人たちと過ごす毎日。笑顔の素敵な女の子・マライア(長谷川潤)への恋。
 出会い、恋、ご飯、そして別れ。レオが、大人になるために必要なもの。ホノカアにはそのすべてがあった――。

キャスト

  • レオ:岡田将生
  • ビー:倍賞千恵子
  • マライア:長谷川潤
  • コイチ:喜味こいし
  • みずえ:正司照枝
  • カオル:蒼井優
  • チャコ:深津絵里
  • エデリ:松坂慶子

スタッフ

  • 監督:真田敦

  • 原作:吉田玲雄「ホノカアボーイ」(幻冬舎刊)

  • 製作:フジテレビジョン/電通/ROBOT

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