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作品スチール

年々歳々

監督:安達正軌
出演:江野沢愛美 円城寺あや 指出瑞貴 田中柚里佳 ほか

2009年2月21日(土)〜27日(金)、渋谷シアターTSUTAYAにてレイトショー

2009年/カラー/ステレオ/85分

イントロダクション

 幅広いエンターテイメントを発信し続けるエイベックスが、期待の若手俳優たちと才能あふれる監督たちとのコラボレーションにより送り出すシリーズ“avex ニュースター・シネマ・コレクション”。その第5弾となる『年々歳々』は、心に重荷を背負ったひと組の親子の再生の物語だ。
 主人公のみずきを演じるのは江野沢愛美。人気ティーン誌「ピチレモン」の専属モデルや早稲田アカデミーのCMで活躍し、スーパー小学生としてすでに話題となっている1996年生まれの新星だ。映画初出演となる本作では、実年齢より上の中学生役に挑戦し、複雑な少女の心理をたくみに表現してみせた。
 そして、みずきの心の傷に触れることになる従姉妹のあおいには、ドラマ「スクラップティーチャー 教師再生」で注目を集めた指出瑞貴が、快活でありながら繊細な感覚をあわせ持った少女を好演。また『眉山 -びざん-』『アキレスと亀』などの円城寺あやがみずきの母親・かえでを演じ、貫禄の演技で作品に一層の厚みを加えている。
 監督は安達正軌。『リング』『呪怨』などの大ヒット作に助監督として参加し、監督として『ラブサイコ』『みづうみ』などを手がけるほか、『輪廻』『エクステ』では共同脚本をつとめるなど、その実力には定評がある。本作では、登場人物の心理をそっと浮き上がらせる演出で、柔らかな肌触りの作品を完成させた。
 フレッシュなキャストと丁寧な演出により誕生した『年々歳々』は、往年の日本映画を思い出させるような、優しい人間ドラマだ。

ストーリー

作品スチール

 川野みずき(江野沢愛美)は中学生。母親のかえで(円城寺あや)は仕事で忙しく、みずきの相手をする時間も少ない。みずきに安らぎを与えるのは、父の修一(風間トオル)だった。みずきは、大事な用事のときに限って熱を出してしまうことが多かった。また熱を出して寝込み、悪い夢を見たみずきが目覚めると、父が優しい笑顔で見守っていてくれた。
 ある日、みずきがひとりで留守番をしているときに、突然あおい(指出瑞貴)という少女が訪れてきた。みずきの従姉妹で、これから一緒に暮らすことになるというあおいの話に戸惑いを隠せないみずき。そんな中、みずきの友人の桂子(田中柚里佳)から電話が入る。母親とケンカをして家を飛び出してしまったというのだ。桂子のもとに向かうみずきに、あおいも付いていく。コンビニの駐車場で3人で会話を交わす中で、みずきも次第にあおいと打ち解けていく。やがて、探しに来た母親と一緒に桂子は家へと帰っていった。
 それからしばらくして、あおいは親の海外赴任のため、みずきたちの家で一緒に暮らすことになった。快活なあおいは新しい環境にもすぐに馴染んでいく。だが、あおいはみずきたちと生活をともにする中で、7年前にみずきの家族を襲ったある出来事が、かえでとみずきの心に残したものを知ることになるのだった――。

キャスト

  • 江野沢愛美

  • 円城寺あや
  • 指出瑞貴
  • 田中柚里佳
  • 宮崎翔太
  • 清水昭博
  • 風間トオル

スタッフ

  • 監督:安達正軌

  • 製作:松浦勝人
  • エグゼクティブプロデューサー:千葉龍平
  • 企画:佐藤浩輝
  • プロデューサー:前島良行/平体雄二
  • 企画協力:狩野善則
  • 原案・脚本:田中貴大

  • 撮影:袴田竜太郎
  • 照明:鈴木康介
  • 録音:甲斐田哲也

  • 音楽:照屋宗夫
  • 主題歌:甲斐名都「つまさき金魚」

  • 製作:エイベックス・エンタテインメント
  • 制作プロダクション:スタジオブルー
  • 配給・宣伝:エイベックス・エンタテインメント

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