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タクミくんシリーズ 美貌のディテイル

監督:横井健司
出演:浜尾京介 渡辺大輔 ほか

2010年1月30日(土)よりシアターイメージフォーラムにてレイトショー

2010年/カラー/ビスタサイズ/81分

イントロダクション

作品スチール

 全寮制の男子校・祠堂学院を舞台に、主人公・タクミと学院のプリンスと呼ばれるギイの恋愛を描いたごとうしのぶの人気小説「タクミくんシリーズ」。2007年クリスマスシーズンに公開された『そして春風にささやいて』、2009年春公開の第2弾『虹色の硝子』に続く待望の映画化第3弾『美貌のディテイル』がいよいよ登場する。
 前2作では2年生だったタクミたちが『美貌のディテイル』では3年生に進級。タクミとギイはクラスも寮の部屋も別々になり、なぜかギイはタクミに素っ気ない態度をとるようになる。戸惑うタクミ、なにも語ろうとしないギイ。新学期の祠堂学院で、ふたりのすれ違いラブストーリーが繰り広げられる。
 キャストには、ミュージカル「テニスの王子様」(テニミュ)出演経験を持つ人気の美形男優たちが揃った。葉山託生=タクミ役の浜尾京介、崎義一=ギイ役の渡辺大輔のコンビは前作『虹色の硝子』から引き続いての出演。さらにふたりのよき理解者・赤池章三は第1作から連続して滝口幸広が演じる。
 そして新登場のキャラクター・三洲新にはテニミュで手塚を演じた馬場良馬。同じく手塚を演じた渡辺大輔との“手塚共演”は見ものだ。三洲に想いを寄せる下級生の真行寺兼満には川隅美慎。タクミの友人・片倉利久には紅葉美緒。また、第1作にも出演していた齋藤ヤスカが今回は野沢正貴役として再登場を果たす。
 脚本はシリーズ第1作目から手がける金杉弘子。『イヌゴエ』シリーズなどの横井健司が『虹色の硝子』に続いてメガホンをとり、情感あふれる演出で登場人物の心理を切なく繊細に描き出した。

ストーリー

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 全寮制の男子校・祠堂学院に通う葉山託生=タクミ(浜尾京介)は3年生への進級を控え、恋人の崎義一=ギイ(渡辺大輔)との再会を心待ちにしていた。春休みをアメリカで過ごすギイも、電話でタクミへの募る想いを伝えていた。
 新学期を迎え、クラスも寮の部屋割りも新しくなった。タクミはギイと別のクラスとなり、寮でも1年ともに過ごしたギイと離れることになる。ギイは寮の各階ごとの責任者である階段長に就任し、個室を割り振られているのだ。
 新しい部屋でタクミの同室となったのは、クールな三洲新(馬場良馬)。ギイとの関係を遠慮なく聞いてくる三洲や、三洲に想いを寄せる2年生の真行寺兼満(川隅美慎)の態度に、タクミは戸惑いを隠せない。
 そんな折、赤池章三(滝口幸広)が気になる情報を持ってきた。寮に戻ってきたギイが、メガネをかけて髪形も変え、態度もこれまでと違うというのだ。2階の階段長・野沢正貴(齋藤ヤスカ)も、同様にギイの変化に気づいていた。
 真相を確かめようと会いにいったタクミを、印象の変わったギイは素っ気ない態度で迎える。さらにギイは、ふたりきりで会うのはよそうとタクミに告げるのだった。
 ギイの態度にショックを受けるタクミを片倉利久(紅葉美緒)や赤池は心配する。やがて赤池はギイの変化の理由のヒントに気づくが、ギイとの関係を思い悩むタクミは、他人に触れられることを極度に怖れる“人間接触嫌悪症”を再発させてしまっていた。かつてタクミを嫌悪症から救ってくれたギイの心は、ほんとうに変わってしまったのだろうか? 苦しむタクミの姿を前にして、三洲は……。

キャスト

  • 葉山託生(タクミ):浜尾京介
  • 崎義一(ギイ):渡辺大輔

  • 赤池章三:滝口幸広
  • 三洲新:馬場良馬
  • 片倉利久:紅葉美緒
  • 真行寺兼満:川隅美慎
  • 野沢政貴:齋藤ヤスカ

スタッフ

  • 監督・編集:横井健司

  • 原作:ごとうしのぶ(角川ルビー文庫刊)
  • 原作イラスト:おおや和美
  • 脚本:金杉弘子

  • 製作:安西崇/磯山敦/三木和史
  • プロデューサー:片山武志/中村美香/三木和史

  • 撮影:下元哲
  • 録音:土屋和之
  • 美術:遠藤善人
  • 助監督:明山智

  • 音楽:遠藤浩二
  • 挿入歌:ゴム「the otherside (HIR version)」(チェンバースレコーズ)

  • 製作:日本出版販売/ポニーキャニオン/ビデオプランニング
  • 制作・配給:ビデオプランニング
  • 宣伝:アルゴピクチャーズ

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