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作品スチール

kocorono

監督:川口潤
出演:bloodthirsty butchers(吉村秀樹 射守矢雄 小松正宏 田渕ひさ子) ほか  ほか

2011年2月5日(土)よりシアターN渋谷にてロードショー

2010年/HD/ビスタサイズ/ドルビーデジタル/116分

イントロダクション

作品スチール

 1987年に札幌で結成以来、日本ロック界の中で独自のスタンスを貫くバンド・bloodthirsty butchersの姿を追った、初の長編ドキュメンタリー映画が完成した。1996年に発表された彼らのアルバムと同じタイトルを冠した『kocorono』である。
 ボーカル&ギターの吉村秀樹、ベースの射守矢雄(いもりや・たけし)、ドラムの小松正宏、2003年に加入したギターの田渕ひさ子。映画はメンバー4人それぞれが飾ることのない言葉でバンドについて、自身について語る姿を捉えるとともに、関係者たちの証言からbloodthirthty butchersの過去、そして現在を照らし出していく。
 監督は川口潤。音楽専門放送局・SPACE SHOWER TVを経て、多くのミュージシャンのミュージックビデオ制作や映像作品制作に携わっており、ニューヨークで開催されたライブイベントを記録したドキュメンタリー『77BOADRUM』は2008年に劇場公開され、新進映像作家として注目を集めている。『kocorono』で描かれるbloodthirthty butchersの姿は、川口だからこそ迫れたものであろう。
 もちろん、結成当初のメンバーでの札幌ライブから2010年に出演したロックフェス、台北ライブの模様まで、ふんだんに盛り込まれたライブの映像や、テレビ出演時の映像など貴重な映像の数々もこの作品の大きな見どころだ。
 『kocorono』は、メンバー同士の衝突や、所属事務所とのシビアな話し合いなど、ひとつのバンドが活動していく上での様々な“現実”を、隠すことなく映し出していく。bloodthirthty butchersのファンのみならず、音楽を愛するすべての人に贈る、現在進行形の孤高のバンドの記録である。

キャスト

  • bloodthirsty butchers(吉村秀樹 射守矢雄 小松正宏 田渕ひさ子)

スタッフ

  • 監督・脚本・撮影・音響・編集:川口潤

  • 製作:重村博文/宮路敬久

  • 音楽:bloodthirsty butchers

  • 制作担当:長谷川英行/近藤順也/渡邊恭子

  • 制作:アイランドフィルムズ
  • 協力:リバーラン
  • 製作:「kocorono」製作委員会
  • 提供:キングレコード+日本出版販売
  • 配給:日本出版販売

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