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はい!もしもし、大塚薬局ですが

監督:勝又悠
出演:円城寺あや 小林香菜 ほか

2011年4月9日(土)より新宿K's cinemaにて連日17:00よりイブニングショー

2010年/カラー/DV/48分

イントロダクション

作品スチール

 中年となりすっかり恋とも縁遠くなった薬局の女店長。そんな彼女の店にやって来たのは片想い中の女子中学生。中学生の純な恋心は、店長の青い恋の記憶を呼び起こす……。『はい!もしもし、大塚薬局ですが』は、誰しもの記憶にあるような恋の甘酸っぱさと、中年女性と女子中学生の不思議な“絆”を描いた中編映画だ。
 大塚薬局の店長・真名美を演じるのは、舞台やテレビドラマ、映画と幅広く活躍する円城寺あや。そして、恋する中学生・恵美には、大人気のアイドルグループ・AKB48のメンバーでこれが映画初主演となる小林香菜。ふたりの主演女優は、歳の離れた女同士の丁々発止のやりとりをテンポよく演じるとともに、ふたりの間に流れる独特の空気を表現してみせる。
 そのほか、真名美の娘・英子には雑誌「セブンティーン」モデルで「仮面ライダーオーズ」などで女優としても活躍する有末真祐子、中学生時代の真名美には『ひとりかくれんぼ 新劇場版』などで注目の笠原美香、恵美の恋の相手・秀樹には『白夜行』などの川村亮介、中学時代の真名美の同級生には子役からキャリアを重ねる中原知南に海鋒拓也と、共演者にも充実のキャストが揃っている。
 監督は短編作品が国内外の映画祭で高く評価され、長編作品も控えている期待の新鋭・勝又悠。故郷である神奈川県南足柄市をロケ地に選び、ときにコミカルでときに叙情的な演出で、観客に笑いを届けるとともに、胸をキュンと刺激する。また、登場人物同士の距離感の絶妙な描き方にも注目だ。
 映画を観終わったとき、きっと「恋っていいな」という気持ちになる、青春恋愛ムービーの誕生だ。

ストーリー

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 大塚薬局は、言葉遣いも行動もガサツで身だしなみにも気をつかわない大塚真名美(円城寺あや)が店長をつとめる小さな薬局。そんな大塚薬局に、垢抜けない女子中学生の永作恵美(小林香菜)がマニキュアを買いにきた。真名美にぞんざいに扱われた恵美だが、次の日も、またその次の日も、違う色のマニキュアを買いにやってくる。
 訝しく思った真名美が理由を尋ねると、恵美は小さな秘密を明かす。爪をカラフルにするのは、好きな人に振り向いてもらうためのおまじない。恵美は、サッカー部の荒井(川村亮介)に恋をしているのだ。いまどきにしては純な恵美の想いに「心もイモなのね」と憎まれ口を叩いた真名美だったが、なぜか「私に任せなさい」と恋のアドバイスを買って出る。
 真名美の心に浮かびあがるのは、自分が中学生だった25年前の記憶。同級生の曽根くん(海鋒拓也)のことが好きで、だけど告白することができなかった中学生の真名美(笠原美香)。恋を叶えたくてこっそり放課後にしたおまじない。そして恋の応援をしてくれた親友の冴子(中原知南)。
 恋の記憶を蘇らせて、真名美の毎日は変わりはじめた。日課だったスーパーの安売り巡りもやめて、滅多に作らなかった料理を始めた真名美を、娘の英子(有末麻祐子)は不思議がる。
 恵美はたびたび大塚薬局を訪れては真名美に状況を伝え、真名美はアドバイスを送る。そして恵美の恋はちょっとだけだけど進展を見せていた。だが、真名美のアドバイスはついつい恵美の気持ちを考えずに暴走してしまい……。いったい、恵美の恋の行方はどうなる?

キャスト

  • 大塚真名美:円城寺あや
  • 永作恵美:小林香菜(AKB48)

  • 若いときの大塚真名美:笠原美香
  • 大塚英子:有末麻祐子
  • 荒井秀樹:川村亮介
  • 曽根大地:海鋒拓也
  • 横浜冴子:中原知南
  • 柏野由美子:桜井淳美

スタッフ

  • 脚本・監督:勝又悠

  • 撮影:佐久間孝
  • 録音:関上雄平
  • 照明:高橋亮
  • ヘアメイク:大原佐智
  • 制作担当:横山仁
  • キャスティング:中里慶(浅井企画)

  • 音楽:rakira
  • 主題歌:レトロ本舗「文房具」

  • 衣装協力:イーストボーイ
  • 製作援助:東京ネットムービーフェスティバル事務局
  • 配給・宣伝:株式会社プロジェクト ラム/エアプレーン レーベル
  • 配給協力:太秦株式会社

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