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作品スチール

すべての女に嘘がある

監督:宝来忠昭
出演:浅居円 琴乃 長谷川ミク かすみりさ 範田紗々 ほか

2012年1月28日(土)より池袋シネマ・ロサにてレイトショー

2011年/カラー/ビスタサイズ/ステレオ/70分

イントロダクション

 経歴や出身ジャンルは問わず、ただひとつ「ハリウッド映画に出演する女優」を共通の目標として活動する女優集団、それが“KU.RO.FU.NE”(クロフネ)だ! 映画や舞台で活躍していく彼女たちの出演映画第1弾が『すべての女に嘘がある』である。
 ある夜、病院で看護師のはるかたち3人の女が監禁され、ひとりの女が殺された。院長は失踪、事件を担当する刑事は監禁被害者から事情を聴くが、3人の女の証言はそれぞれ食い違っていく。女たちの言葉は「嘘」なのか?
 KU.RO.FU.NEプロジェクトのスクリーンへの船出となるこの記念作で主演の重責を果たしたのは、日テレジェニックファイナリストに選出されるなどアイドルとして活躍し、本作が映画初出演にして初主演となる浅居円。どこか陰を持ったヒロイン・はるかを落ち着いた雰囲気で好演しつつ、下着姿も大胆に披露して女優魂を見せている。
 そして物語の鍵となる女性・あやかに『闇のまにまに』主演の琴乃。監禁被害者の主婦・真由美に映画初出演の長谷川ミク。同じく被害者の製薬会社社員・優子に「特命係長 只野仁」のかすみりさ。院長の妻・加奈子に『東京大学物語』の範田紗々。そのほか、めぐり、周防ゆきこ、木村葵、新井花菜と、すでに映画やドラマ出演経験を持つメンバーから映画初出演のメンバーまで、KU.RO.FU.NE第1弾メンバー9人が総出演。さらに、幅広い役柄をこなす高野八誠、螢雪次朗の男優陣が脇を固める。
 KU.RO.FU.NEの銀幕初航海を支えた監督は宝来忠昭。岩井俊二監督や山口雄大監督らの作品に助監督として参加し、今後も監督作品公開が控える期待の監督だ。本作では脚本も担当して観客を謎に満ちた世界へと引き込んでいく。
 9人の女優がスクリーンで魅せる“嘘”。あなたはその嘘を見抜き、女たちの“真実”を見つめることができるか?

ストーリー

 下着姿で手足を縛られ監禁された3人の女性、そしてその側には刃物で胸を刺された1体の死体……。それはある深夜、精神科の専門病院・桐山病院で起きた出来事だった。
 監禁されていたのは、看護師の桐山はるか(浅居円)、桐山病院に通院中の主婦・森山真由美(長谷川ミク)、製薬会社のMR=医薬情報担当者・相田優子(かすみりさ)。殺されていたのは院長の妻である桐山加奈子(範田紗々)。院長の桐山亮三(高野八誠)は、その夜から行方不明となっていた。
 部下の関川(めぐり)から報告を受けたベテラン刑事の林田(螢雪次朗)は、捜査のため桐山病院へと赴き、はるかに事件の起きた日の状況を尋ねる。
 はるかは院長の娘だが、前妻の連れ子であるため院長や殺された加奈子と血は繋がっていない。はるかの話から、院長をめぐる複雑な人間関係が事件の背後にあると察する林田。そして、はるかの目撃証言から、加奈子と真由美、優子に加え、事件に関与するもうひとりの女性の存在が浮かびあがる……。
 林田と関川は、桐山の診察風景を記録した膨大な数のビデオテープをチェックしつつ、加奈子殺害事件の被疑者として真由美や優子から聴取をおこなうが、真由美や優子の証言ははるかが話した内容と食い違っていく。
 誰かが、あるいは全員が“嘘”をついているのか? “真実”を追おうとする林田たちが迷い込んだ謎。「素直に罪を認めて懺悔しなさい」――事件の夜に発せられたその言葉の意味とは?

キャスト

  • 桐山はるか:浅居円
  • あやか:琴乃
  • 森山真由美:長谷川ミク
  • 相田優子:かすみりさ
  • 桐山加奈子:範田紗々
  • 関川:めぐり
  • 市川智美:周防ゆきこ
  • 由依:木村葵
  • 麻友:新井花菜

  • 桐山明子:宮前希依
  • 松原刑事:加瀬澤拓未

  • 桐山亮三:高野八誠
  • 林田:螢雪次朗

スタッフ

  • 監督・脚本:宝来忠昭

  • エグゼクティブプロデューサー:大久保光範
  • 企画協力:北村敏彦/吉見秀樹
  • プロデューサー:灘谷馨一/片山武志/浦山忠典
  • アシスタントプロデューサー:大久保智教

  • 撮影:吉田剛毅
  • 照明:常谷良男
  • 録音:小林武史
  • 衣裳メイク統括:窪田浩樹(美粧屋)
  • 助監督:桑島憲司
  • 制作主任:林大造
  • スチール:西永智成

  • 音楽:SWITCH

  • 製作:KU.RO.FU.NE PROJECT
  • 制作:日本出版販売
  • 制作協力:キックファクトリー
  • 配給・宣伝:日本出版販売
  • 宣伝協力:グアパ・グアポ

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