MOON DREAM
監督：近田ボビー／宮野ケイジ
出演：ボビー・オロゴン 南沢奈央 野村将希 ガッツ石松 中尾彬 ほか
２０１３年６月29日(土)よりユナイテッド・シネマ豊洲ほか全国ロードショー ６月22日(土)よりユナイテッド・シネマ浦和にて先行公開
ひょうきんな言動で笑いを振りまく人気タレントで格闘家としての顔も持つボビー・オロゴン。テレビにリングに活躍してきた彼が今度は劇場のスクリーンに進出！ 『MOON DREAM』で初監督（本名の近田ボビー名義）と初主演をつとめた。
主人公はナイジェリアから東京にやってきた青年・ボブ。来日早々いきなりのトラブルで意気消沈していたところを助けてくれた日本人女性に一目惚れ！ やがて外国人の友人にも恵まれ、日本での生活に慣れていくのだが……。
主人公のボブは、おっちょこちょいなところはあるが純粋で優しく、周囲の人々を大切にする愛すべきキャラクター。ボビー・オロゴンが演じることで、そのキャラクターがイキイキとスクリーンの中に息づいている。
そして、ボブが一目惚れする日本人女性・サユリには主演作『赤い糸』など多くの映画やドラマに出演する南沢奈央。そのほか、俳優としてのキャリアも長いセイン・カミュ、携帯電話ＣＭで人気のダンテ・カーヴァー、格闘家でもあるベルナール・アッカら、ボビーゆかりの外国人タレントが共演。さらに、お笑いコンビ・ペナルティのワッキー、布川敏和、松田賢二、武蔵、竹原慎二、野村将希、六平直政、ガッツ石松、野村将希、中尾彬と、豪華なキャストが揃っている。
ドキュメンタリーや『不良少年 ３，０００人の総番（アタマ）』などを手がける監督・宮野ケイジがボビーとともにメガホンをとり、音楽は米米CLUBやBIG HORNS BEEのメンバーとしても知られる金子隆博。精鋭スタッフがボビーの初監督を支える。
企画・脚本もボビーが手がけた『MOON DREAM』は、知らない国での戸惑いや国籍を越えた恋など、実際に単身来日した経験を持つボビーだから描ける外国人の現実と、その中で見つける大切な“絆”を伝えるハートウォーミング・ストーリーだ。
ナイジェリアから単身日本にやって来た青年・ボブ（ボビー・オロゴン）は、空港からのリムジンバスの中にパスポートや現金など全財産を入れたカバンを置き忘れてしまった。すっかり落ち込んだボブに通りがかりの女性・サユリ（南沢奈央）が心配して声をかけてくれた。言葉は通じないが優しく可愛いサユリに、ボブはすっかり心を奪われてしまう。
サユリに警察署に案内してもらい、気さくな警官や英語が堪能な警部の尽力でカバンは無事に見つかった。喜ぶボブだが、自分を助けてくれたサユリは名前も告げずに去っていってしまっていた……。
カバンも戻ってきた一安心したのもつかの間、ボブは公園でたまたま出会った男・斎藤（ワッキー）にパチンコに誘われ、あり金をすべてスってしまった。お金もなく、泊まるところもない。途方に暮れたボブを助けてくれたのは、ボブと同じように日本へやって来た外国人たちだった。外国人たちが集まる店“MOON DREAM”での出会いがきっかけとなり、ボブはアブ（ダンテ・カーヴァー）の住む小さなアパートに同居させてもらうことになった。さらに、アブの紹介でアブと一緒に古田（六平直政）が経営する解体工場で働くことに。口は乱暴だが情に厚い古田は、ボブに“縁”の大切さを伝える。
仲間たちに恵まれ、日本にも少しずつ慣れてきて、お金はないけど楽しい日々を過ごすボブは、やがて偶然にサユリと再会する。ボブの誠実さと優しさはサユリにも伝わり、ボブとサユリの距離はだんだん近づいていく……。
サユリとの関係も順調で、仕事にも熱の入るボブ。だが“MOON DREAM”にやって来る外国人の中には、ヤバい仕事に手を染める者もいた。ボブも彼らが巻き起こす騒動に巻き込まれることに……。
