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作品スチール

しあわせカモン

監督:中村大哉
出演:鈴木砂羽 石垣佑磨 今井雅之 沢田亜矢子 大和田伸也 ほか

2013年1月26日(土)よりヒューマントラストシネマシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー

2012年/カラー/ビスタサイズ/5.1ch/118分

イントロダクション

作品スチール

 息子を大切に思いながらも離れて暮らさなくてはならなかったひとりの女性。子供のころから「しあわせになりたい」というささやかな願いを持っていた彼女のことを、鉢植えのユキヤナギがずっと見つめていた……。
 『しあわせカモン』は、岩手県出身のミュージシャン・松本哲也とその母親をモデルに、実話に基づき描かれる親子の物語だ。
 自身の薬物中毒や夫の刑務所入所など過酷な体験をしつつも、どこか子供のような奔放さを失わない主人公・扶美江を演じるのは、映画やドラマで大活躍する鈴木砂羽。本作では、20代から40代までの女性の半生を見事に演じきってみせた。
 そして、扶美江の息子・哲也の成人した姿を演じるのは出演作が続々公開される石垣佑磨。鈴木砂羽とともに“母と息子の絆”をいきいきと表現している。そのほか、三浦誠己、今井雅之、沢田亜矢子、大和田伸也ら実力派俳優が共演。幼いころの哲也を演じた高橋至恩の素朴さや、少年期の哲也を演じた高橋賢人の昭和の不良っぷりにも注目だ。
 脚本・監督は、映画やドラマの助監督などをつとめ、本作が初監督作となる中村大哉。20年以上にわたる親子の物語を、巧みに約2時間の映画へとまとめてみせた。
 音楽を担当し、挿入歌・主題歌を歌うのは、もちろんモデルである松本哲也。映画本編に特別出演しているのも見逃せない。
 本作は2009年に完成しながら資金的な問題により全国公開が見送られていたが、2011年に「お蔵出し映画祭2011」でグランプリを獲得し、再編集・再録音を経ての全国公開が決定した。『しあわせカモン』が描くのは、苦境の中でもくじけず立ちあがろうとする姿だ。まさにその姿と重なるように『しあわせカモン』という作品が、いま再生する。

ストーリー

作品スチール

 子供のころから「しあわせになりたい」という願いを抱いて大人になった扶美江(鈴木砂羽)。哲夫(今井雅之)という男と知り合って結婚し、息子の哲也が生まれた。だが、哲夫の仕事はヤクザで、扶美江もいつしか哲夫が仕事で扱う覚せい剤に興味を持ち、薬に溺れていく……。
 薬物中毒の禁断症状に襲われるようになった扶美江は入院を繰り返し、小学生の哲也(幼少期:高橋至恩)は児童養護施設に預けられることになった。養護施設で暮らす哲也は、ある日、職員がギターを演奏するのを見て音楽に興味を抱きはじめる。
 やがて扶美江は退院するが、児童相談所の判断で哲也と暮らすことはできず、事件を起こして刑務所に入っている夫の哲夫からは離婚を切り出される。孤独の中で再び薬に手を出しそうになった扶美江を思いとどまらせたのは、扶美江の働くスナックの客で、自らもかつて薬物に溺れたことのある秀行(三浦誠己)だった。
 哲也(学生期:高橋賢人)の小学校卒業を期に、扶美江と哲也は秀行も交えてようやく親子での生活を再会させる。しかし、どこかギクシャクする生活の中で哲也は非行に走り、ついには傷害事件を起こして教護院送致となってしまった。またしても離れ離れになってしまった親子。さらに哲也は、中学卒業とともに東京に出て就職することになった……。
 それから数年が過ぎた。教護院時代に音楽教師の堀江(沢田亜矢子)と出会ってミュージシャンになるという目標を持った哲也(石垣佑磨)は、その夢を叶えるべく中華料理店で働きながら路上ライブを続けていた。そんな哲也のもとにある知らせが届き、哲也は上京以来初めて故郷に戻って扶美江と再会することになる……。

キャスト

  • 鈴木砂羽

  • 石垣佑磨
  • 今井雅之
  • 沢田亜矢子
  • 大和田伸也

  • 高橋賢人
  • 高橋至恩
  • 三浦誠己
  • 浅野和之
  • 大石吾朗
  • 風祭ゆき
  • 丹波義隆

スタッフ

  • 監督・脚本:中村大哉

  • 撮影:山本圭昭
  • 照明:永田英則
  • 録音:深田晃
  • 美術:高橋俊秋
  • 編集:三浦清和

  • 音楽:松本哲也
  • 主題歌:松本哲也「ユキヤナギ」(ワーナーミュージック・ジャパン)

  • ノベライズ:秋山裕美「しあわせカモン」(原書房刊)

  • 製作:TCエンタテインメント
  • 制作:アルファコア
  • 配給:アークエンタテインメント
  • 協力:クロスメディア

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