聖クロニカ学園高等部に転校してきた羽瀬川小鷹（はせがわ・こだか）は友達がいない。ある日、同じクラスでやはり友達がいない美少女・三日月夜空（みかづき・よぞら）が友達作りを目的に“隣人部”を設立！ 小鷹も強引に部員にされてしまう。意外にも入部希望者が次々とやって来て、隣人部の活動は活発化していくのだが……。
「はがない」の略称で親しまれ様々なメディアで展開する大ヒットノベルがついに実写化！ 『僕は友達が少ない』は、平坂読（ひらさか・よみ）の同名ライトノベルを原案に、高校生の“友達作り”を豪華キャストで描く新感覚青春ムービーだ。
主演作が続々と公開される瀬戸康史が“生まれついての金髪”という原案ノベルの設定を再現するため髪を染めて主人公・羽瀬川小鷹役に挑み、若手実力派として活躍する北乃きいが性格のキツいヒロイン・三日月夜空役で新鮮な魅力を見せる。さらに、セクシーなお嬢様の柏崎星奈（かしわざき・せな）に大谷澪、メイド服の美少年・楠幸村（くすのき・ゆきむら）には高月彩良、天才発明少女の志熊理科（しぐま・りか）には神定まおと、注目の若手女優が隣人部部員役で顔を揃えた。また、映画オリジナルキャラクターの生徒会長・西園寺を栗原類が演じ、クライマックスでは瀬戸康史との格闘シーンも見せている。
脚本・監督はドラマ「深夜食堂」や『シャッフル』『監禁探偵』の及川拓郎。映画ならではのアイディアを盛り込んだ完全オリジナルストーリーで、個性的なキャラクターたちを魅力たっぷりに活躍させている。
コミカルでテンポよく進むストーリーは後半では一転シリアスな展開を見せる。笑えて、ドキドキして、そして感動も待っている、実写版『はがない』の世界を堪能せよ!!
羽瀬川小鷹（瀬戸康史）は、日英ハーフで生まれついての金髪、おまけに目つきが悪くて極度の人見知り。そのためヤバい奴と思われがちで、聖クロニカ学園の２年５組に転校してきて３ヶ月、不良に絡まれることはあっても友達はいない。……というか、前の学校でもその前も、小鷹にはずうっと友達がいない。いたことがない。
ある日の放課後、小鷹は同じクラスの女子・三日月夜空（北乃きい）が「エア友達」と会話を弾ませているのを目撃する。夜空も小鷹と同じように友達がいないのだ。その放課後の出会いがきっかけとなり、小鷹は夜空が友達作りを目的として創設した部活「隣人部」に強引に入部させられることになってしまった。
隣人部初の入部希望者は、成績優秀で男子には大人気、一見リア充だが女子の友達がひとりもいないお嬢様の柏崎星奈（大谷澪）。さらに、小鷹を兄貴と慕う見た目はまるで美少女の１年男子・楠幸村（高月彩良）、エロい妄想が得意な天才発明少女の志熊理科（神定まお）も入部して、隣人部は賑やかさを増していく。夜空と星奈の仲が険悪だったりと問題も抱える隣人部だが、放課後になると部室に集まり、ときには小鷹の妹で中等部の小鳩（久保田紗友）や顧問をつとめる10歳のシスター・高山マリア（山田萌々香）も加わって、奇妙な、だけど楽しい時間を過ごしていく。
だが、夏休みを目前にして、かねてから小鷹を目の敵にする生徒会長・西園寺（栗原類）によって隣人部は廃部を命じられてしまう。その上、理科の発明したバーチャルリアリティの世界に入れるゲーム機の力が現実世界に影響を及ぼしはじめていた。隣人部は、この世界は、どうなってしまうのか……？
