花束を受け取る舞台あいさつ出演者のみなさん
左から森下千里さん、水橋研二さん、前田綾花さん、福谷修監督

　インディーズ映画 『レイズライン』で2002年みちのく国際ミステリー映画祭角川オフシアター部門グランプリ、第５回インディー ズムービー・フェスティバル準グランプリなどを受賞した福谷修監督の商業映画デビュー作『自殺マニュアル』が10月４日に渋谷シネ・ラ・セットで公開され、初日舞台あいさつがおこなわれました。
　舞台あいさつには主演の森下千里さん、水橋研二さんと福谷修監督に加え、女子高生ななみ役で出演している前田綾花さんも飛び入り参加。映画初主演となる森下さんは「撮影から公開まであっという間だった感じがします。撮影はあまり苦労も感じず楽しくできました」とコメントしました。
　タイトル通り“自殺”を題材としているこの作品ですが、福谷監督は「自殺しようとかは誰でもちょっとは考えたことがあると思います。そういう人はこの映画を観て思いとどまっていただければと思います」と話していました。

「みんなでがんばって作った作品なので、愛もこもっていると思います」と森下千里さん	「ゆっくり観てください。現場は申し訳ないくらい楽しかった」と水橋研二さん
飛び入り出演の前田綾花さん。危険なシーンの撮影で「私は大丈夫だけど周りが心配してくれるのが大変でした」とコメント	「とにかく大変な撮影だったんですけど、樹海のシーンなど、主演のふたりががんばられたところを観ていただきたい」と福谷修監督

　『自殺マニュアル』は渋谷シネ・ラ・セットでレイトショー公開中。公開期間中には西山刑事役の堀江慶さんや、社会学者の宮台真司さんなどをゲストに招いたトークショーも開催されます。