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『IZO』完成披露試写会舞台あいさつ
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左から友川かずきさん、魔裟斗さん、高野八誠さん、夏樹陽子さん、美木良介さん、
中山一也さん、桃井かおりさん、奥山和由さん、武知鎮典さん

 第61回ヴェネチア国際映画祭正式招待も決定した三池崇史監督の新作『IZO』の完成披露試写会が8月9日、渋谷シアター・イメージフォーラムでおこなわれ、スタッフ、出演者の舞台あいさつをおこないました。
 三池監督は次の作品の撮影のため欠席となりましたが、スーパーバイザーの奥山和由さんが「無限地獄へようこそ。観て修行する映画『IZO』のワールドプレミアです。みなさまの感性に委ねます。闇の中に小さな希望と安らぎをお届けできれば幸いです。それから桃井(かおり)さんの股関節の柔らかさと美しさはキダムを遥かに超えてますのでお見逃しなく」という監督のメッセージを代読しました。
 企画・原案・脚本の武知鎮典さんは「起承転結もドラマの約束事も全て取っ払って、それでもなおかつ映像芸術が成立するかどうかということに疑問を持って作ってみました」と、主演の中山一也さんは「最近、日本映画が中国とか韓国に負けていますので、日本男児の心意気を見せたいと思っています」と映画に込めた思いを語りました。


企画・原案・脚本の武知鎮典さんは「とんでもない映画を作りまして、みなさまにご迷惑をかけております」とあいさつ。
「武知先生の脚本があまりに素晴らしくて三池監督も私もズルズルと地獄のような世界に入ってしまいました」と語ったスーパーバイザーの奥山和由さん。
「初めてのヒロイン役ですごく楽しませていただきました(笑)。撮影現場を経験して、三池さんに惚れています」とあいさつしたサヤ役の桃井かおりさん。
20年ぶりの映画主演となるIZO役の中山一也さん。「(映画主演したことを)とても光栄に思っています」とあいさつしました。
武市半平太役の美木良介さん。「この作品は“なんなんだこの作品は”って驚くくらい素晴らしい作品に仕上がっていると思います」とコメント。
「三池監督の作品は毎回どんな風に仕上がるかが楽しみなんですが、今回ほどどんな風に仕上がるかが見当つかなかった作品は初めてです」と女教師役の夏樹陽子さん
「試写会で観て、ほんとにすごい物を感じる映画だなと思いました。ぜひ観てください」と語った男蝶役の高野八誠さん。
「浪人の役をやりたくて、前から三池監督にやらしてくださいって話していて、やらしてもらうことになりました」と語った浪人役の魔裟斗さん。
本人の役で映画に登場する友川かずきさん。「この映画に出させてもらったことが万車券を当てたような気持ちです」と会場を笑わせました。

 『IZO』は8月21日よりシアター・イメージフォーラムで公開されます。


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