11月23日(木・祝日）から26日(日)まで、東京・新宿のミラノ１をメイン会場に“東京国際シネシティフェスティバル２００６”が開催されます。
　“東京国際シネシティフェスティバル２００６”は、「映画丸かじりの４日間」をキャッチフレーズに、多くの映画館が集まる“青空シネコン”歌舞伎町シネシティでおこなわれる新しい映画祭です。
　話題の作家・瀬尾まいこさんのベストセラー小説を小松隆志監督がメガホンをとり映画化した『幸福な食卓』や、いまや世界から注目される存在となった北村龍平監督の新作『LOVEDEATH』など国内外の話題作が一般公開に先駆けて上映されるほか、人気マンガ家・松本大洋さんの映画化作品『鉄コン筋クリート』『青い春』『ピンポン』をゲストのトークショーを交えてまとめて上映するオールナイト企画「松本大洋“まるかじり”ナイト」など、特別企画も盛りだくさん。

　さらに、新たなクリエイターを発掘し発表の場を提供する企画として「デジPOPコンペティション」が開催されます。公募作から選ばれた10本の作品が上映されるのに加え、特別招待作品として話題作『ユメ十夜』から清水崇監督が手がけた「第三夜」、11月25日公開のオムニバス・ホラー『コワイ女』からスピンオフした井口昇監督のショートムービーシリーズ『鋼ちゃん』全11話が特別上映されます。清水監督は篠崎誠監督らとともにグランプリを選ぶ最終審査員として来場の予定です。

　バラエティに富んだラインナップが揃った“東京国際シネシティフェスティバル２００６”。この秋、東京に誕生した新たな映画祭をたっぷり“丸かじり”してください。

画像は井口昇監督のショートムービーシリーズ『鋼ちゃん』より