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『スキトモ』初日舞台あいさつ

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映画のポスターを挟んで、三原光尋監督(左)と斎藤工さん(右)

 ミュージカルで人気の若手俳優・斎藤工さんと相葉弘樹さんがダブル主演する映画『スキトモ』が1月13日にシアターイメージフォーラムで初日を迎え、斎藤さんと三原光尋監督が舞台あいさつをおこないました。
 『スキトモ』は、斎藤さん演じる大学生・智和と、相葉さんが演じる幼馴染みの後輩・ヨシキ、智和の血の繋がらない妹・みさおの3人を中心に、同性への憧れ、兄への憧れをさわやかに描いた青春ストーリー。
 レイトショーにもかかわらず若い女性を中心に多くの観客が詰め掛け、通路も埋まるほどの盛況。上映終了後に三原監督と斎藤さんが登場すると大きな拍手と歓声が沸き起こりました。
 ボクシング部員という役を演じるため、自ら食事制限をして撮影に臨んだという斎藤さんは「撮影は半年くらい前だったんですけど、この日のためにすべてはあったので、やっとという感じですね」とあいさつし、「花火のシーンがすごく好きですね。夏を象徴していて、みなさん経験していたり、想い出のある空間なんじゃないかと思います」と気に入っているシーンを挙げました。
 三原監督は「人の関係の温かさとかをきちっと伝えていくような映画を志しております。今回も、人の心を思いやる中でいろいろな感情が芽生えていくような作品を精一杯撮ってみたので“こういう作品もあるよ”という気持ちで観ていただけたら幸いです」と映画に込めたメッセージを語りました。

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舞台あいさつの冒頭では帽子とメガネ姿だった斎藤工さん。「監督の演出はキッチリ“こういうもの”というより、その場の空気を切り取ってくれる感じ」と撮影を振り返りました

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「(出演者は)すごく役に入っていてくれたし、距離感もすごく良かったしNGもそんなになかったです、みなさんのおかげで演出以上のものができました」という三原光尋監督

 斎藤さんは最近世間を騒がした事件について触れ、「今の時代は人との繋がり、家族との繋がり、兄弟や友達との繋がりというのがねじれてきている部分がすごくあると思います。そんな時代だからこそこの映画は必然だったと思っています。ぜひみなさん大切な人にこの作品を勧めて、多くの方にこの映画を観ていただければ、平和な世界になると信じています」と舞台あいさつを締めくくりました。

 『スキトモ』は、1月13日からシアターイメージフォーラムで好評上映中。1月20日(土)には、相葉弘樹さんと三原監督による舞台あいさつがおこなわれます。

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