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『聴かれた女』初日舞台あいさつ

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舞台あいさつに出演した加藤裕人さん、蒼井そらさん、山本政志監督、小田敬さん(左から)

 山本政志監督がグラビアやテレビで活躍する蒼井そらさんを主演に完成させた新作『聴かれた女』が2月10日にポレポレ東中野で初日を迎え、山本監督と蒼井さんほか出演者による舞台あいさつがおこなわれました。
 『聴かれた女』は、盗聴を題材としたエロティックな要素もありのサスペンス。劇場はレイトショーにもかかわらず通路まで埋まるほどの大盛況となり、上映終了後に登場した蒼井さんの「楽しんでいただけましたか?」の声に大きな拍手が寄せられました。「脚本がとても面白くて、この作品の中に入ってみたいなと思ってやらせていただきました」という蒼井さんは、映画の題材となっている盗聴についてどう思うか尋ねられると「度を過ぎちゃうとダメだと思うんですけど、(映画みたいなかたちなら)アリっちゃアリかなって思います。でも、しないでください(笑)」と笑顔で答えました。
 山本監督は「(撮影の前には)蒼井そらなんか見たことも聞いたこともねえ」「映画がつまらないと思った人は、アラスカにオーロラを見に行くツアーに行って、向こう1年間くらい帰ってこないように」など、破天荒な発言を連発。満員の客席を大いに沸かせました。

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「この映画でいろいろ新しいことを発見したと思っています」とあいさつした主人公・皐月役の蒼井そらさん

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「これだけ盛大に上映ができたのを出演者として嬉しく思っています」皐月の恋人・雄太役の加藤裕人さん

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映画初出演のヒデ役・小田敬さんは「なにからなにまで初めてでしたけどすごく楽しい経験でした」とあいさつ

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「つまらなかったらつまらないと言ってもらっていい。ほんとに面白かったら広めてね」と山本政志監督

 この作品は山本監督のデジタルビデオ作品としては3作目となる作品。「フィルムはどうしても準備に時間がかかるでしょ。ビデオは思いついてすぐやっちゃおうってなるんで、その良さは出るし、面白い」とデジタルによる映画作りのメリットを語った山本監督。そのメリットを活かして『聴かれた女』を別の視点から描いた映画『聴かれた女の見られた夜』が同時に撮影されており、2月24日(土)に開催されるオールナイトイベントで公開されることが決定しています。

 『聴かれた女』は、2007年2月10日(土)よりポレポレ東中野にてレイトショー公開中。24日のオールナイトイベントのほかにも、公開期間中の毎金・土曜日には監督とゲストによるトークショーがおこなわれるなど、さまざまな企画が開催されます。詳しい情報は『聴かれた女』公式サイトをご覧ください。

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