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『エンマ』初日舞台あいさつ

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舞台あいさつに出演した塚本高史さん、長江俊和監督、近野成美さん、佐藤重幸さん(左より)

 ひとつの病室に閉じ込められた6人の男女に迫る“死”の恐怖を描いた映画『エンマ』が2月24日に渋谷Q−AXシネマで初日を迎え、長江俊和監督と主演の塚本高史さん、共演の近野成美さん、佐藤重幸さんが舞台あいさつをおこないました。
 上映終了後に塚本さんらが舞台に登場すると満員の客席からは大きな歓声が上がり、塚本さんが「どうしたんですかこれ?」と驚くほどの盛り上がりを見せました。
 長江監督が「スリラーなのかホラーなのかSFなのかわからない、ジャンル分け不可能なものにしたかった」という『エンマ』は、多くの謎が散りばめられた作品になっており、塚本さんは「1回観ただけじゃわからないので、もう1回、いや5回くらい観てください」とコメント。さらに近野さんが「100回観てください」、佐藤さんが「正直、ぼくは出ていても(意味が)わかりませんでした」、長江監督も「実はぼくもわかってないんです」と続け、客席の笑いを誘いました。

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「何回観ても違う見え方がする映画になるといいなと思って作りました。そんな感じの映画になったと思います」と長江俊和監督

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「難しかったですね。ピュアな大学生みたいな青年っぷりが出せればいいなと思っていました」と役について語った塚本高史さん

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「何度も観て、いろいろな見方をしていただけたらもっと映画に近づけると思うので、雨の中も台風の中も来てください(笑)」と近野成美さん

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「ホラー映画大嫌いな私がホラー映画で頑張りました。ひとりでも多くのお客様に観ていただきたいです」と佐藤重幸さん

 舞台あいさつはリラックスしたムードでおこなわれましたが、映画本編は塚本さんや近野さん、佐藤さんにベテランのベンガルさんらを加えた6人の俳優陣が緊張感溢れる演技で観客を独特の世界へと引きこみ、新感覚の恐怖を体験させる仕上がり。まさに新感覚スリラーとなっている『エンマ』は、2月24日(土)より渋谷Q−AXシネマにて絶賛上映中です。

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