女優・石原真理子さんがベストセラーとなった自叙伝を自ら監督して映画化した『ふぞろいな秘密』が６月16日に初日を迎え、銀座シネパトスで石原監督と出演者が舞台あいさつをおこないました。
上映終了後に舞台に上がった石原監督は「映画が完成して、公開となってすごく幸せです」と笑顔であいさつ。「この映画は、どんな経験をしても、いかに建設的に明るく人生を生きていくかという再生の物語です。映画館を出たあとに自分の人生を前向きに考えられる勇気を持っていただけたら一番いいと思います」と映画に込めたメッセージを観客に伝えました。
後藤理沙さんは、暴力をふるわれるシーンが一番の苦労だったと撮影を振り返り「臨場感が出ていればいいなと思います。アザだらけにもなったので、そこを観ていただきたいです」と話しました。
『ふぞろいな秘密』初日舞台あいさつ
舞台あいさつをおこなった河合龍之介さん、石原真理子さん、後藤理沙さん、堀澤かずみさん（左より）
「純愛がテーマです。マリコの心境の変化や、私のシーンを良く観てください(笑)」とコメントした10代の石原マリコ役・堀澤かずみさん
「“こういう恋愛もあるんだな”と思いながら観ていただければすごくいいと思います」と10代後半から20代の石原マリコを演じた後藤理沙さん
「誠実に、すごく真剣に作っていった作品ですので、ぜひ楽しんで帰ってください」とあいさつした山置洋二役の河合龍之介さん
「最初から最後まで見所満載で、充実した満足感でいっぱいです。すべてが詰まっていますのでぜひ楽しんでください」と石原真理子監督
石原監督が「全身全霊をかけた映画」と語る『ふぞろいな秘密』は、６月16日より銀座シネパトスほかにて絶賛公開中です。