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『Mayu ―ココロの星―』初日舞台あいさつ

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“ピンクリボンフェスティバル”のマークをかたどった風船を手にした舞台あいさつ出演者。左から松浦雅子監督、ピンクリボンフェスティバルゲストの荻原次晴さん、平山あやさん、塩谷瞬さん、中西知子ピンクリボンフェスティバルプロデューサー

 平山あやさんが乳がんに立ち向かう女性を演じる映画『Mayu ―ココロの星―』が9月22日に初日を迎え、新宿バルト9で、平山さんと共演の塩谷瞬さん、松浦雅子監督が舞台あいさつをおこないました。
 『Mayu ―ココロの星―』は、実際に乳がんの闘病生活をおくった原作者・大原まゆさんの著書の映画化。主人公の竹中まゆを演じた平山さんは「2ヶ月くらいほぼ毎日(役を)演じさせていただいて、自然に涙が出たり、笑ったり、いろいろな感情が出てきて、役を演じるというより自分がそういう生活をしているみたいでした。自分にとっても新しい役で新鮮でしたし、この役ができてすごく嬉しかった」と撮影を振り返りました。そんな平山さんを松浦監督は「撮影前に(平山さんに)“映画の中で生きてみて”と言ったことを、過酷なスケジュールの中で見事にやってくれました。すごい女優根性で、この出会いに感謝したい」と絶賛。
 撮影現場には原作者の大原さんもたびたび訪れていたそうで、まゆの元恋人役を演じた塩谷さんは「頑張った女性がその場にいるってことを感じながら演じるのは貴重な体験になりましたし、自分ももっと頑張らなきゃいけないなと思いました。そういうメッセージが伝わってらすごい嬉しい」と、撮影をとおして得た想いを話しました。

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「素敵な役者さんとスタッフに囲まれてこの映画に参加できたことを幸せに思っています。それぞれいろいろな感じ方があると思うんですが、映画を観て“明日からも頑張ってみよう”と思ってくれたら嬉しいです」と主人公・竹中まゆ役の平山あやさん

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「ひとりの女性が生と、あるいは死と向き合っている姿に“自分が生きているということはなんなのか”と考えさせられました。“生きているって幸せなんだなあ”と思ってもらえたら嬉しいです」とまゆの元カレ・優紀役の塩谷瞬さん

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「素敵なキャストのみなさんと素敵なスタッフのみなさん、そして全国にいらっしゃる、いろいろなつながりのある温かい人たちのおかげでようやく生まれた映画です。それを観ていただいたことをほんとに嬉しく思います」と松浦雅子監督

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荻原次晴さん(左)から花束を受け取る主演の平山あやさん(右)

 舞台あいさつには、乳がんの早期発見・早期治療の大切さを呼びかける“ピンクリボンフェスティバル”に協力するスポーツキャスターの荻原次晴さんと、同フェスティバルプロデューサーの中西知子さんも花束を持って応援に駆けつけました。荻原さんは「5年間ピンクリボン運動のお手伝いさせていただいて、男性がどういうふうにサポートすればいいのか、なにができるのかを学ばせていただきました。この映画は、笑顔の裏に悲しみを隠して(乳がんと闘って)いる方たちに勇気と元気を与え、また“私には乳がんなんて関係ない、俺には関係にない”と思っている方にも、考えるきっかけになる映画だと信じております」と応援メッセージを寄せました。

 『Mayu ―ココロの星―』は、9月15日(土)より、映画の舞台となった北海道で大ヒット先行公開中。9月29日(土)より、新宿バルト9ほかてに全国ロードショー公開されています。

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