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『同窓会』初日舞台あいさつ

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映画のポスターと並んだ永作博美さん、サタケミキオ監督=宅間孝行さん、鈴木砂羽さん(左より)

 劇団“東京セレソンデラックス”主宰で、人気ドラマ「花より男子」の脚本家としても知られるサタケミキオさんが初監督し、俳優・宅間孝行として主演もつとめた映画『同窓会』が8月16日に初日を迎え、シネマート新宿でサタケ監督と共演の永作博美さん、鈴木砂羽さんが舞台あいさつをおこないました。
 『同窓会』は、少年時代の夢と初恋を叶えつつも、30代半ばとなり人生の岐路に立った男・克之と、その妻・雪を中心に、彼らが高校生だった1980年代のカルチャーも織り交ぜて描く、笑いと涙のハートウォーミング・コメディ。80年代のバラエティ番組の人気コーナー「勇気を出して初めての告白」を、実際にコーナーを担当していた兵藤ゆきさんの出演で再現したシーンもあり、この日の舞台あいさつも兵藤さんの司会により進行しました。
 兵藤さんから、高校時代の描写は自分の体験がもとになっているのでは? と質問されたサタケ監督は「自分で作っておいてなんですけど、(映画は)高校生にしてはウブかな」と回答。しかし、永作さんは「監督と同世代ですけど、(自分の高校時代は)あんな感じだったなと素直に入っていけました」と答え、鈴木さんもそれに賛同。すかさず兵藤さんが「監督は少数派かもしれないですね」と突っ込み、サタケ監督が苦笑いを浮かべる一幕もありました。
 また、話題作への出演が相次いでいる永作さんは「最近はちょっと“企んでいる女”の役が多くて、この作品は、珍しくすがすがしくやらせていただきました」と笑顔でコメントしました。

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「映画監督をやるということにプレッシャーもあり、現場は大変なこともありました」と初監督の苦労を語ったサタケミキオ監督=克之役の宅間孝行さん

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「大人の映画なのに、観たあとにすがすがしいような気になったので、ほんとにたくさんの人に観ていただきたいと思います」と克之の妻・雪を演じた永作博美さん

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「この映画を観て同窓会をやりたくなって、同窓会がブームになったらいいなと思いました。映画を観て同窓会をしましょう」と、雪の親友・えり役の鈴木砂羽さん

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「“勇気を出して初めての告白”をまたやるとは思いもしなかったので、嬉しかったです」と、司会もつとめた兵藤ゆきさん

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司会の兵藤ゆきさんも加わり、4人で映画のパネルを持ってポーズ。
左より、兵藤ゆきさん、永作博美さん、サタケミキオ監督=宅間孝行さん、鈴木砂羽さん

 気持ちがちょっと軽くなるような温かいストーリーに加え、映画終盤で意外な事実が明かされるのもこの作品の魅力のひとつ。サタケ監督は「いい作品だと思ったら、ぜひ口コミをお願いします。ただ、ネタバレしないように(笑)」と笑顔で念押ししていました。

 “自分リセット・ムービー”『同窓会』は、8月16日(土)より、シネマート新宿ほかにて絶賛公開中です。

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