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『俺たちに明日はないッス』初日舞台あいさつ

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舞台あいさつには原作者、監督と6人のキャストが登場。後列左から、出演者の草野イニさん、遠藤雄弥さん、柄本時生さん、安藤サクラさん、水崎綾女さん、三輪子さん。前列左がタナダユキ監督、右が原作者のさそうあきらさん

 さそうあきらさんのマンガを原作に、タナダユキ監督が悶々とした高校生の青春を描いた『俺たちに明日はないッス』が11月22日に渋谷ユーロスペースで初日を迎え、さそうさん、タナダ監督と、出演者の柄本時生さん、遠藤雄弥さんらが舞台あいさつをおこないました。
 本作は、さそうさんが15年前に執筆した同名短編連作マンガから3編を選び、ひとつのストーリーとして映画化したもの。タナダ監督は「(原作は)一言で言って面白い。面白いものを映画にしたいという初期衝動だけで映画化しました」と話し、さそうさんは「しょうもないバカな自分をさらけ出して描こうと思っていたんですけど、それを忠実に再現していただいたなと思いました。最近は芸術寄りのマンガを描いているんですけど、今後の制作活動に大きな影響を与えそうです」と映画の感想を述べました。

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「(出演者の)男3人の中ではぼくが一番年下なんですけど、仲良くしていただいてほんとに感謝しています」と比留間役の柄本時生さん

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「高校生活を思い出していろいろ考えてやったんですけど、高校時代の特有の悶々とした感じを出すのが大変でした」と峯役の遠藤雄弥さん

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普段は舞台で活躍する安藤役の草野イニさんは「映画に初めて出させていただいて、こんなにすごい作品に巡りあえて幸せでした」とあいさつ

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「現場では自由にやらせていただいてすごく楽しくできました。たくさんの方に来ていただいて心の底から嬉しいです」とちづ役の安藤サクラさん

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秋恵役の水崎綾女さんは「ちょっとエッチなシーンとかで監督から指導を受けてすごく緊張がほぐれました」とちょっと大胆なコメント

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「先輩方がたくさんいたので勉強になりました。田口トモロヲさんのファンだったので(共演できて)嬉しかったです」と友野役の三輪子さん

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「(原作に選んだ3編は)出てくる人が正直な人たちなのが魅力的だったので、ぜひ生身の人たちで映画にしたかった」とタナダユキ監督

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「しょうもないバカな自分をさらけ出そうと思って描いた原作を忠実に再現していただいたなと思います」と原作のさそうあきらさん

 本作が長編映画初主演となった柄本時生さんは、演じた役について「普段とあんまり変わらない感じがあって、友達の家で麻雀したりとかは自分もやったことがあるのであんまり考えずにできました」とコメントし、タナダ監督について「男の子の目線で映画を撮るのがとても上手だなという印象です」と語りました。
 また、ちづ役の安藤サクラさんは「タナダ監督は乙女であり少年でありオッサンであり、ほんとに素敵な監督。私は終始ときめいておりまして、監督が“タナダユキオ”だったら(=男性だったら)いいのにと思っています」と、ラブコールを送りました。

 『俺たちに明日はないッス』は11月22日(土)より、渋谷ユーロスペースにてロードショー公開中。ほか、全国順次公開されます。

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