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『40歳問題』初日舞台あいさつ

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映画に登場する3人のミュージシャンの等身大パネルと並ぶ中江裕司監督とスネオヘアーさん(左から、中江監督、大沢伸一さんのパネル、浜崎貴司さんのパネル、スネオヘアーさん、桜井秀俊さんのパネル)

 40代を迎えた3人のミュージシャンの姿を中心に描く音楽ドキュメンタリー『40歳問題』が12月20日に初日を迎え、シアターN渋谷で中江裕司監督と、ナビゲーターとして映画に出演しているミュージシャンのスネオヘアーさんが舞台あいさつをおこないました。
 『40歳問題』は、浜崎貴司さん、大沢伸一さん、桜井秀俊さんという3人のミュージシャンそれぞれの生活と、3人が映画のテーマソングを作る過程を追ったドキュメンタリー。
 上映終了後の舞台あいさつとあって、映画の内容に深く踏み込んだトークが繰り広げられ、スネオヘアーさんは「(ドキュメントだけど)監督は相当(3人に対して)仕掛けていましたよね。ある意味(監督が一番)卑怯」と笑い混じりで指摘。それに対して中江監督は「仕掛けないとカメラの前で物事って起こらないんですよね。カメラが回っているからと遠慮しなくていいんですよという仕掛け方をしています」と意図を明かしました。
 また、スネオヘアーさんからは舞台あいさつ欠席の3人について、本人たち不在だから言えるような発言も飛び出し、中江監督の「今度伝えときます」という返答に、スネオヘアーさんが「いや、それはここだけの話で」と返すという一幕もありました。

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「映画というのはスクリーンに映ったものが完成ではなくて、観ていただいたひとりずつの中に『40歳問題』という映画が完成していくのではないかと思います」と中江裕司監督

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「“生きる”って難しくないんですよね。でも逆にすごく難しいって感じがあって、(映画を観て)絶妙なバランスでみなさん生きているんだなって感じがしました」とスネオヘアーさん

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映画に出演する先輩ミュージシャンたちの等身大パネルを前にトークするスネオヘアーさんからは、ここでしか聞けないようなちょっと過激な発言も飛び出しました

 3人のミュージシャンのほか、作家の角田光代さん、タレントの新田恵理さん、格闘家の小川直也さん、多彩なジャンルで活躍するリリー・フランキーさんなど、さまざまな40代の人々への取材を通じて“40代の生活”を浮かび上がらせる異色ドキュメンタリー『40歳問題』は、12月20日(土)よりシアターN渋谷にて公開中です。

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